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2021年8月17日
【コラム】後半戦開幕投手を託された20歳の右腕、ヤクルト・奥川恭伸が6年ぶりVの原動力に

 下馬評を覆す戦いを繰り広げ、首位・阪神と2.5ゲーム差の3位で前半戦を折り返したヤクルト。2015年以来の優勝も視界に入るが、大事な後半戦の開幕投手を託されたのが高卒2年目の奥川恭伸だった。8月15日のDeNA戦(新潟)。前日の同カードが雨天中止となり、プロで初めてのスライド登板だったが、「特に影響はありませんでした」。2回、先頭の宮﨑敏郎に先制ソロを浴びたが動じない。最速151キロのキレのある直球を軸にスライダー、フォークを自在に操り、DeNA打線を抑え込んでいく。5回から7回は完全投球。自身最長に並ぶ7回を1失点に抑え、自己最多タイの9奪三振をマーク。さらに、3試合連続無四球と抜群の制球力も発揮した。「素晴らしかったですね。文句をつけるところはありません」と高津臣吾監督も称賛する内容。石川県から応援に訪れた両親の前で自身3連勝の5勝目を飾った。

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