日本野球機構
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2022年5月10日
【コラム】中日・大野雄大が“完全未遂”の好投で2勝目、優勝への思いが満ちあふれるエース左腕

 「行かせてください」

その言葉にはエースの気概があふれていた。5月6日の阪神戦(バンテリンドーム)、中日先発・大野雄大は立ち上がりから素晴らしい投球を見せる。最速147キロのストレートにツーシーム、スライダー、フォークと変化球が冴え渡り、阪神打線を封じ込む。9回まで一人のランナーも許さない完全投球。しかし、味方打線が相手先発・青柳晃洋の丁寧な投球の前に2安打無得点に抑えられ0対0で延長戦へ。108球を投じていた大野雄は首脳陣から降板を命じられ一度は受け入れたが、「あいつなら『絶対に行く』と言うと思ったので」。右のエースとして大野雄とともに先発陣を牽引する柳裕也の顔が頭に浮かんだ。

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