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【コラム】初戦、楽天が西武・菊池を攻略できるか注目

 8月以降、楽天戦で10連勝を飾るなど、シーズンの対戦成績を見ると16勝8敗1分けと西武が圧倒的に分はいい。チーム打率.235と楽天打撃陣を西武投手陣が抑え込んでいることが大きく勝ち越した要因の一つだが、特にエース・菊池雄星は楽天に対して8勝0敗、防御率0.82とほぼ完ぺきな成績を残している。楽天は初戦の先発が確実視される、この難敵を打ち崩すことがCSファーストステージを突破するには必須条件だ。

 主軸に左打者が多い楽天打線。シーズン中、左腕の菊池に対して思い切って右打者を並べる布陣で臨んでも効果は実感できなかった。ならば本来のベスト布陣で挑むしかない。カギを握るのは打線の軸となるペゲーロ、ウィーラー、アマダーの外国人トリオだ。中でもペゲーロの強打を生かすことが重要になる。ペゲーロは今季、菊池に対して23打数8安打、打率.348と相性は抜群。西武投手陣に対しても、打率.321、6本塁打、15打点とチームで唯一、苦手としていない。走者をためてペゲーロの打席に回す形を多く作りたいところだ。

 初戦、楽天の先発はエースの則本昂大が濃厚だ。それまで3試合に投げて2敗と相性は良くなかったが、10月2日、シーズン最後の西武戦では6回1失点で勝利を挙げ、いいイメージを持ったままCSに挑めるのも大きい。

 2007年から始まったCSは今年で11年目を数える。実は昨年までの10年でパ・リーグのファーストステージでは初戦に勝利したチームがすべてファイナルステージへとコマを進めている。実際、仮に西武が菊池で初戦を落としたとすると、精神的ダメージに加え、続いて先発が予想される岸孝之、美馬学に対して、そう簡単に連勝を果たすことはできないだろう。それは、仮に楽天が則本で初戦を負けた場合も同じだ。

 さらに、パでは過去10年で3位チームが2位チームを破ったのは7回。2戦先勝の3試合制では“下克上”が起きやすく、ホームアドバンテージもあまり関係ない。とにかく、初戦に勝利し、勢いに乗ったチームが圧倒的に有利になるのは間違いない。

【文責:週刊ベースボール】