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日本野球機構オフィシャルサイト

NPBからのお知らせ

事業/企画

2009年NPBスローガン「野球とは、」大賞決定

 今シーズンを通じて、あなたにとって「野球とは、」の作品を、「ひと言」「川柳」「一筆啓上」の3部門を設けてファンの皆様から応募を呼びかけたところ、4,667作品が届きました。

 多数お寄せいただきました作品を、各球団の広報担当者、日本プロフェッショナル野球組織(NPB)職員、関係者によって絞り込み、最終的には加藤良三コミッショナーによって、下記の通り各賞が決定いたしましたので、お知らせいたします。

 なお、各部門の「大賞」、「特別賞」にはそれぞれ賞状と記念品が、11月18日(水)のプロ野球コンベンションの際に贈られました。

大賞

川柳部門

野球より 好きだと妻に 嘘ついた

(じゃずお 48歳)

【評】 これぞ究極の野球ファン。奥さんも、相手が野球じゃヤキモチも焼けない? 「知ってたわ そんなあなたが カワイくて」(妻より?)

【ご本人談】 この作品は、私を含む、野球馬鹿な男をイメージして詠みました。思い浮かべた情景は…。テレビの野球中継に気をとられ、妻との会話が生返事となる夫。それに怒り咎める妻。妻をなだめるためについた夫の嘘…って感じです。 (続きの情景も浮かんだので、書き足します。) そんな嘘は妻にはお見通し。それでも憎めないのが「野球馬鹿」。あきれながらも赦す妻。妻はふと思い出す。結婚前のスタジアムデート。あの時、わたし、こう思ったんだっけ…。「野球みる あなたの横顔 素敵かも」

ひと言部門

野球とは、卒業式のない学校

(V.C.上原 26歳)

【評】 「筋書きのないドラマ」なんてスケールが小さい? だれでも入学できるけど、一生かかっても極めきれないこのスポーツの奥深さを見事に表現しています。

一筆啓上部門

自分の息子は、スーパーマンでもスーパースターでもないのに
なぜ実力以上の期待をかけてしまうのだろう? 息子よスマン

(野球小僧の父 50歳)

【評】 世の野球好きのお父さんたちの切ない夢を代弁。いつか息子が野球の本当の楽しさを知ったらお父さんの気持ちを理解してくれるでしょう。

【ご本人談】 息子は現在チームのキャプテンをやらせていただいております。親の気持ちとして他のメンバーの手前常にチームを引っ張り模範になるよう練習でも試合でも全力プレーをするよういつも言い聞かせておりますので時としては「なぜあの時に手を抜くんだ」「そんなザマでキャプテンが務まるか」とプロ並みのプレーを要求し、小6の息子に酷な事を言ってしまい一緒に観戦に来ている妻に指摘を受けたり試合後に一人自分で反省する次第です。私生活では、めったな事では怒らない私ですので息子もそのギャップに困っていると思います。本来スポーツは楽しくやることが基本だと思い私のせいで息子が野球が嫌いにならないよう息子に宛てた手紙のつもりで書かせていただきました。

特別賞

川柳部門

連投の 中継ぎ投手に 励まされ

(うっちー 50歳)

【評】 「そう、君に比べたら、おれの苦労なんか軽いもの。明日もがんばるぞ」

【ご本人談】 私の応援チーム・ジャイアンツの中継ぎ投手陣が多い選手は年間70前後の試合に登板し、いずれも緊迫した重圧のかかる状況の中、毎試合たんたんと自分の役割をこなす姿、またたとえ打ち込まれても次の試合には気持ちを切り替え好投する姿を球場やテレビで目にする度に、昨今の厳しい経済状況の中、会社員生活を送る我が身に置き換え、励まされ元気をもらいました。そんな彼らに感謝の気持ちを込め今回の作品にさせて頂いた次第です。

ひと言部門

野球とは、父ちゃんのご機嫌装置

(さごじょう 26歳)

【評】 ひと時代前の家庭の風景。ときどき「不機嫌装置」にもなるけれど、大黒柱健在で一家円満。

【ご本人談】 野球は老若男女問わず愛されるスポーツですが、一番熱を上げる人っていうのはやはり家族で言うところのお父さん達なんじゃないかなという風に思い作りました。

一筆啓上部門

病院のベッド、暗闇の中、耳に届いた野球中継。
選手たちの熱闘が、ファンの歓声が、解説者の絶叫が、早く球場に戻っておいでと背を押す。
ありがとう。
野球があるから、野球を愛する人がいるから、私は生きられる。

(かぼちゃまん 29歳)

【評】 野球への感謝状、そして熱烈なラブレター。野球が持つ魅力をくっきり浮かび上がらせて感動を呼びます。

【ご本人談】 3年前の仕事中のことです。私は突然の酷い腹痛と40度超の高熱に襲われ、生まれて初めて救急車で病院に搬送されました。検査をしても原因は不明、場合によっては緊急手術をしなければならないかもしれない、最悪の場合は、手術の難しい難病かもしれない、と宣告されました。翌日になっても、原因不明の熱と痛みは治まらず、自分はもしかしたら、このまま死んでしまうのではないか、という不安に苛まれ、真っ暗な病室のベッドの中、朦朧とした意識で震えていた私。そんな私を救ってくれたのが、祖母が持ってきてくれた携帯ラジオで聞いた、野球中継でした。ラジオ越しに伝わってくる、大好きな投手の力投、手に汗握る実況、そして、BGMのように聞こえる、ファンの熱い応援、歓声。ああ、みんな、生きてる。生きて、必死で野球をプレーして、野球を解説して、野球を応援してる。自分だって、必死に生きて、ラジオ越しだけれど、応援してる。絶対に、もう一度、あの熱闘と熱狂の空間に、球場に、行きたい。自分の目で、野球が見たい。だから、生きないと。頑張らないと。強く強く、思いました。大袈裟かもしれませんが、あの野球中継に、私は生きる力をもらったように感じました。その後、紆余曲折はありましたが、後になって腹痛と高熱の原因も分かり、二度の手術を経て、現在は不自由なく、日常生活を送っています。手術後、勿論、球場には何度も足を運んでいます。術後最初に球場に行ったときには「ああ、帰ってきたんだ」と、心から幸せな気持ちになりました。

一筆啓上部門

野球選手はとびっきり野球が上手い人がなると思ってた。
子供に優しくしてくれる姿、裏方さんに接する態度を見ると人としてもプロだと思った。
そんな姿が見たくて球場に通ってます。

(ゆかしゅ 38歳)

【評】 ファンは、プレーだけでなく、君たちの一挙手一投足をしっかり見ているよー。選手諸君に、心に刻んで欲しい一通。

【ご本人談】 4年前にドームへ行った時、4歳だった息子が阿部選手に「あべ~」と呼んだら笑って振り返って、矢野選手が「阿部さんでしょ」と注意してくれたそうです。その出来事で息子は兄と野球選手を目指すようになりました。選手の皆さんの頑張っている姿を三人の子供に見せたくてドームには練習から通うようになりました。ネット裏から練習を見ていると打った球は自分で集めて裏方さんに丁寧に挨拶し、子供が呼び掛けると振り返り、エキサイトシートでは長蛇の列の子供にサインをしてくれる姿と喜ぶ子供たちを見ると親としてとても 嬉しいのです。2年前にはエキサイトシートで弟を連れて練習見てる兄に豊田選手から「君にあげるよ」とリストバンドを頂きました。当時おとなしく自己主張できない息子は学校でいじめられ野球もやめたいと言っていたので、この事を励みに、野球の神様は野球だけでなく普段の行い(ボール拾いや片付けは人一倍していたので)も見てくれているんだと野球を続けてきました。だから親として夢を与えてくれて人として行いを見せて下さる選手の皆さんに感謝しています。