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長崎県波佐見町で「ベース・ウォール」贈呈式を開催

 日本野球機構が小中学校や地域の公園に「壁当て遊び用の壁(ベース・ウォール)」を寄贈する事業「NPB 未来の侍プロジェクト」のベース・ウォールの贈呈式が5月6日、長崎県波佐見町の波佐見中学校で開催されました。

 この事業は、低年齢層の児童を中心に野球への関心や楽しさを体験するきっかけを増やすことを目的として、2014年度より始まったプロジェクト。この日の贈呈式には、波佐見町の学童野球の4チームの児童、父兄らが参加し、盛大に行われました。

 長崎・波佐見町は人口約15,000人ながら野球が非常に盛んで、小学生から中学、高校、社会人チームと幅広い世代に野球が生活に浸透しています。2011年には小学生の「鴻巣少年野球クラブ」が全国スポーツ少年団軟式野球交流大会で優勝。2014年には「波佐見中学」が全日本少年野球大会で全国制覇を果たし、社会人の「波佐見クラブ」も2003年の全国青年大会軟式野球の部で日本一に。また波佐見高校も春夏計3度の甲子園出場を果たすなどの実績を誇ります。

 波佐見町の一瀬政太町長は「野球は個々の選手の能力とチームプレーが一体となったスポーツ。その中でも投げる練習は野球の基本中の基本。その基本を練習できるベース・ウォールを寄贈いただいたことは、本町の学童野球の競技力向上に大きく寄与すると考えています。このベース・ウォールを通じて、児童、生徒に野球の楽しさを広め、さらに町の野球振興を図り、波佐見の地から未来の侍ジャパンが出てくることを希望しています」とあいさつ。始球式を行った鴻ノ巣少年野球クラブの坂本直隆君も「ベース・ウォールで一生懸命練習し、コントロールを鍛えて侍ジャパンに入れるよう頑張ります!」と力強く話していました。

 現在、ベース・ウォールは29都道府県に30基が完成。将来的には47都道府県に1基ずつの設置を目指しています。