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日本野球機構オフィシャルサイト

NPBからのお知らせ

プロ野球統一試合球

2011年シーズンから使用する統一球について

 2011年からセ・パ両リーグ年度連盟選手権試合で用いるプロ野球試合統一使用球がミズノ株式会社製のボールに決定し、本日発表となりました。

 「統一球」は、中心にあるコルク芯を覆うゴム材に、従来に比べより低反発の素材を用いて製造されます。
また、縫目については、縫目幅を従来の基準値7.0mmから8.0mmへ広げ、また、高さを基準値1.1mmから0.9mmへ低くする等々の変更が加えられます。
手にした感触は国際大会使用球に近づいたものとなります。

 なお、今回の統一球の対象は1軍の試合のみとなります。

【加藤良三コミッショナーの話】
2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)などで選手、関係者が国際試合で日本のボールとの様々な違いに戸惑うケースがあることを目の当たりにいたしました。 それをきっかけに春季キャンプの視察などで現場からのボールに関する意見や要望をお聞きし、まずは国内の使用球を統一することにしました。  その統一した結果として、国際試合でもNPBの選手のボールに対する違和感が少なくなることを期待しています。 また、私としてはこの統一使用球が今後世界で、できるだけ広く使用されることを願っています。

【下田邦夫事務局長の話】
今年初めから試合使用球の統一について実行委員会で議論をしていた。 各球団にアンケートを取り、今年試合で使用している4社にもヒアリングを行い、その結果ボールの品質、管理、リスク管理などいろいろな面から検討した結果、ミズノ株式会社製のボールで統一することになった。 今回の統一球の対象は1軍の試合のみとなります。契約期間は2年。(その後ことは)1年、2年とやった時点で球団、選手の反応を聞いた上での判断になると思う。

統一球の特長

 2011年シーズンから全球団で使用するボールには、新たに開発した低反発ゴム材を用いることで、限りなく規格値下限の0.4134に近づけて製造していきます。
 縫い目については、国際大会使用球に感触を近づけるために、縫目幅を広く、縫目高さを低くします。
 なお、縫い糸は従来と同じく綿糸を、また革やウール素材は従来と同じく牛革と100%バージンウールを使用します。

ボールの構造・素材

※かっこ内(  )は今回の変更点


低反発新ボール(左)と断面図(右)
比較表
  現在
コルク芯を覆うゴム材 新低反発素材 低反発素材
縫目幅(基準値) 8.0 mm 7.0 mm
縫目高さ(基準値) 0.9 mm 1.1 mm
牛皮 背中側の部位、脇・腹の一部 背中側の部位のみ
生産(牛革、ウール材) 中国産 日本産

※綿糸(中国産)、コルク芯(ポルトガル産)、縫い糸(台湾産)は変更無し。