2019年9月3日
サビエル・バティスタ選手に対し、2019年9月3日から2020年3月2日まで、6か月間の出場停止処分を科する。
バティスタ選手は2019年6月7日(金)に開催された公式戦(マツダスタジアム)にて行われた競技会ドーピング検査の対象選手となり、同選手の尿検体が採取された。
7月24日(水)に分析機関より、clomifene(クロミフェン)とその代謝物であるhydroxyclomifene(ヒドロキシクロミフェン)の検出報告があり、バティスタ選手の検体であることを確認した。検出された物質はWADA禁止表国際基準の禁止物質「S4.ホルモン調節薬および代謝調節薬」で指定されている。
7月26日(金)に球団関係者立会いの下、バティスタ選手本人と面会し、事情説明の機会を設けた。同選手は意図的な摂取はないと述べた。また、今回の検査の正当性に異議がないことを確認した。
8月16日(金)に本人希望によりB検体の分析を実施し、A検体と同じ物質が検出されたことが報告された。
8月21日(水)バティスタ選手による弁明の機会が設けられた。改めて同選手は意図的な摂取はないことを述べ、今回の検査の正当性に異議がないことを確認した。
上記の経過を経て、NPBアンチ・ドーピング調査裁定委員会を開き、制裁の内容を決定した。
本日、球団を通じて本人に通告した。
以上