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2018年プロ野球ファーム日本選手権

ゲームリポート

「超積極野球」で阪神が12年ぶりの5度目のファーム日本一

 10月6日、台風25号の影響で強風が吹く中、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で、「2018年プロ野球ファーム日本選手権」が開催された。二軍の日本一を決める特別な試合に臨んだのは、昨年の雪辱を誓う4年連続イースタン・リーグ王者の巨人と、2010年以来8年ぶりにウエスタン・リーグを制した阪神だ。ファーム選手権では初となる伝統の一戦となった。

 イースタンで11勝(2敗)を挙げて最多勝利投手賞に輝いた髙田萌生(巨人)、高卒2年目の成長株、ウエスタンで3勝1敗1セーブの浜地真澄(阪神)と20歳の両右腕が先発した一戦は、序盤3回までは野手陣の好守備もあり投手戦の様相を呈していた。だが、4回に試合が大きく動くことになる。

 先制点は巨人だった。4回表、無死一塁から四番・和田恋の左中間を破る二塁打で、一塁走者の橋本到が一気にホームを駆け抜けて1点を先制。だが、その裏、阪神は先頭の三番・髙山俊が初球を振り抜き、ライト線への二塁打を放つと、四番・板山祐太郎が技ありの中前適時打を放ち、すぐに同点に追いついた。続く五番・今成亮太が右前打、六番・緒方凌介は四球を選び無死満塁となり、七番・山崎憲晴は死球を受け、勝ち越しに成功。さらに一死満塁から九番・熊谷敬宥が左前へのタイムリーで点差を広げると、二番・荒木郁也の左飛を巨人の石川慎吾が強風の影響もあってか捕球できずエラーとなり、一気に3点が入った。この回、阪神が打者一巡6得点の猛攻で試合を有利に進めた。

 6回裏には一死二塁から、一番・江越大賀がバックスクリーンへダメ押しの2点本塁打を放って阪神は追加点。投手陣は先発の浜地真澄から飯田優也、尾仲祐哉、馬場皐輔、伊藤和雄の継投で巨人打線を4点に抑え、12年ぶりの5度目のファーム日本一に輝いた。

 巨人は先発・髙田が、4回裏に突如崩れたのが響いた。5回表二死から、一番・松原聖弥が四球の後、二番・若林晃弘、三番・橋本到の連打で2点を返し、9回表に代打・増田大輝が左翼席へソロ本塁打を放ったが及ばず。2年連続で逆転負けを許し、ファーム日本一を逃してしまった。

 試合後、選手たちの手によって4度宙を舞った矢野燿大監督は「超積極的な野球をやろう、と言ってきた中で、そういう試合内容で勝つことができて、素直にむちゃくちゃうれしいです」と喜びを語った。

 最優秀選手賞(MVP)に輝いたのは4回裏にタイムリーを放つなど3打数2安打1打点1盗塁と攻守に活躍した遊撃手の熊谷。「先輩たちの勢いに乗って打ちました。一塁にいても面白くないと思ったので、次の塁を狙っていきました。(大きな試合で)いい経験ができました」と笑顔を見せた。なお、優秀選手賞には阪神の4番手で登板し3回無安打無失点に抑えた馬場と、4打数3安打2打点と強打を発揮した巨人の橋本到が選ばれている。

2018年プロ野球ファーム日本選手権

2018年10月6日(土)
宮崎サンマリン ◇開始 13:02 (3時間3分) ◇入場者 5,397

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
読売ジャイアンツ 0 0 0 1 2 0 0 0 1 4 7 1
阪神タイガース 0 0 0 6 0 2 0 0 x 8 7 0
バッテリー
[巨] ●髙田、戸根、大江、桜井 - 田中貴
[神] 浜地、○飯田、尾仲、馬場、伊藤和 - 長坂
本塁打
[巨] 増田 (9回ソロ 伊藤和)
[神] 江越 (6回2ラン 大江)