富山県の小学校で「ベース・ウォール」贈呈式を開催
日本野球機構が小学校や地域の公園に「壁当て遊び用の壁(ベース・ウォール)」を寄贈する事業「NPB 未来の侍プロジェクト」のベース・ウォール贈呈式が11月23日、富山県砺波市庄川町の種田公園グラウンドで開催されました。
この事業は、低年齢層の児童を中心に野球への関心や楽しさを体験するきっかけを増やすことを目的として、2014年度より始まりました。この日の贈呈式には、少年野球チームの「出町ボーイズスポーツ少年団」、女子ソフトボールチームの「ダイヤモンドキッズ」の選手約40名が参加し、砺波市の夏野修市長ら関係者も出席されました。
砺波市の夏野市長は選手たちに「このベース・ウォールを使って、もっともっと腕を磨いてほしい」とあいさつ。種田公園グラウンドを本拠地として活動しているダイヤモンドキッズ主将の小西陽菜さんが選手を代表し、「投球練習や捕球練習をして上手くなって、富山県を代表して全日本大会でいい成績を収めたい。また、このベース・ウォールを使って小さな子供たちにも投げる楽しみを体験してもらい、野球・ソフトボールをする人がもっともっと増えてくれたらうれしいです」と感謝の言葉を口にしました。
現在、ベース・ウォールは25都道府県に26基完成。将来的には47都道府県に1基ずつの設置を目指しています。