• セントラル・リーグ
  • 広島東洋カープ
  • 阪神タイガース
  • 横浜DeNAベイスターズ
  • 読売ジャイアンツ
  • 中日ドラゴンズ
  • 東京ヤクルトスワローズ
  • パシフィック・リーグ
  • 福岡ソフトバンクホークス
  • 埼玉西武ライオンズ
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス
  • オリックス・バファローズ
  • 北海道日本ハムファイターズ
  • 千葉ロッテマリーンズ
  • 侍ジャパン

日本野球機構オフィシャルサイト

ニュース

NPBニュース

【記録員コラム】大記録ラッシュ

 公式戦も佳境を迎え、両リーグの優勝チームが決まった中、9月後半は4つの大記録が続出したので、今回はそれらを紹介します。

①通算2000安打達成 福浦 和也(ロッテ) プロ野球52人目

 9月22日、ロッテ対西武24回戦(ZOZOマリン)において、福浦選手が8回裏に右越二塁打を放ち、通算2000安打を達成しました。福浦選手は2003年に現在もプロ野球2位の記録であるシーズン50二塁打を記録するなど二塁打の多い打者であり、節目も二塁打で決めたあたりに、その選手の特徴が表れるものだと感じました。

②チーム7試合連続セーブ 森 唯斗(ソフトバンク) プロ野球新記録

 9月25日、オリックス対ソフトバンク23回戦(京セラドーム大阪)において、森投手がセーブを記録し、チーム7試合連続セーブとなりました。過去6人が記録していた6試合連続を更新するプロ野球新記録です。

 この記録のすごいところは、頭に「チーム」と付いていることです。チームが7連勝以上していてかつ、その全ての試合にセーブの条件を満たす場面で登板し、試合終了までリードを守り切ったということですから、途中でチームに負け試合があったり、森投手が登板しないような展開の試合があったりしたならば、この記録は誕生しないわけです。

 ですから、ソフトバンクのこの次の試合は西武対ソフトバンク22回戦(メットライフ)でしたが、森投手は登板しなかったので、その時点でこの記録はストップということになりました。

 なお、頭に「チーム」の付かない、連続試合セーブのプロ野球記録は、1998年に佐々木主浩投手(横)が記録した22試合連続です。これは自身が22試合連続でセーブの条件を満たす場面で登板し抑えた、という記録になります。

③通算325ホールドポイント 宮西 尚生(日本ハム) プロ野球新記録

 9月27日、オリックス対日本ハム 25回戦(京セラドーム大阪)において、宮西投手がホールドを記録し、通算325ホールドポイント(以下HP)となりました。自身と山口鉄也投手(巨)で並んでいた324HPを更新し、プロ野球新記録です。

 HPとは、ホールド数と救援登板での勝利数を足したものであり、宮西投手は293ホールドと32救援勝利で325HPです。

 なお、通算HP数1位が宮西投手、2位が324HPで山口投手、3位が232HPで浅尾拓也投手(中)ですから、いかに上位2投手が突出した記録であるかということが言えます。

④通算1000試合登板 岩瀬 仁紀(中日) プロ野球史上初

 9月28日、中日対阪神22回戦(ナゴヤドーム)において、岩瀬投手が9回表に登板し、通算1000試合登板を達成しました。と、同時にプロ野球496人目の通算1000試合出場を達成したことも付け加えておきます。野手で1000試合出場を達成した選手はこのように多数いますが、投手として1000試合、マウンドに登ったのは岩瀬投手がプロ野球史上初めてです。

 さらに、この試合で岩瀬投手はセーブを記録し通算407セーブとしました。これは通算セーブ数のプロ野球最多記録であり、次点は高津臣吾投手(ヤ)の286セーブ、現役選手での最多はサファテ投手(ソ)の234セーブですから、岩瀬投手がいかに長い間チームのクローザーとして登板してきたか、ということがわかります。

 わずか数日の間にこれだけの大記録が続出するのも珍しく、公式記録員としては驚きを隠しきれず、コラムに投稿しました。チーム同士の順位争いが繰り広げられる中で、こういった大記録が誕生するというのも、プロ野球の醍醐味の一つであると思います。

【NPB公式記録員 伊藤亮】