1845~1869
アレキサンダー・カートライトが今日の野球に直接つながる規則を作る。 この規則による最初の試合が1846年ニュージャージー州ホボケンで行われる。
アマチュアチームが集まり野球協会を作る話し合いを行い、9イニング制の採用を決定(それまでは21点先取)。
最初のプロチーム、シンシナティ・レッドストッキングス誕生。
1872~1907
ホーレス・ウィルソンがベースボールを伝える。
アメリカ留学から帰国した平岡 熈が、わが国初の本格的野球チーム「新橋アスレチック倶楽部」を結成。
中馬 庚がベースボールを「野球」と訳す。
第一高等学校が横浜外国人チームに勝利し、野球人気が全国的に高まる。
早大が慶大に試合を申込み、早慶戦が始まる。
早大チームが初の米国遠征を行い、最新の野球技術を学んで帰国。
応援の過熱により、早慶戦が中止となる。
慶大が初めて外国チーム(ハワイ・セントルイス)を招待し、国内初の有料試合を行う。
1915~1933
全国中等学校優勝野球大会(現在の夏の甲子園大会)が始まる。
鈴鹿 栄が少年野球用に軟式ボールを発明。
最初のプロチーム日本運動協会(芝浦協会)が誕生。関東大震災の後、関西へ移り宝塚協会となるが、1929年に解散。
全国選抜中等学校野球大会(現在の春の甲子園大会)が始まる。
甲子園球場完成。
秋季より早慶戦が復活、東大の加盟により東京六大学リーグ戦始まる。
明治神宮野球場完成。
都市対抗野球大会始まる。
夏の甲子園大会が初めてラジオで実況放送される。
早慶戦で天覧試合が行われ、東京六大学リーグの全盛時代となる。
ルー・ゲーリッグら米大リーグ選抜チーム来日。
文部省が「野球統制の訓令」を施行。
中京商業が夏の甲子園大会3連覇を達成。
日本初のナイターが戸塚球場で行われる(早大二軍対早大新人戦)。
1934~1944
ベーブ・ルースら米大リーグ選抜チーム来日。
東京巨人、大阪タイガース、名古屋、東京セネタース、阪急、大東京、名古屋金鯱の7球団により、日本職業野球連盟創立。
西宮、後楽園両球場完成。
戦争激化で学生野球は中止。
プロ野球も一時休止となる。
1945~1988
11月18日に神宮で全早大対全慶大を挙行。
プロ野球も11月23日に東西対抗を行う。
学生野球、社会人野球、プロ野球が復活。
横浜ゲーリッグ球場(横浜スタジアム)でプロ野球の初ナイターが行われる。
サンフランシスコ・ シールズ(3A)が戦後初のアメリカプロ野球チームとして来日。
セントラル、パシフィックの2リーグ制が始まる。
プロ野球にコミッショナー制度がしかれる。
全日本大学野球選手権大会が始まる。
テレビの野球実況放送が始まる。
野球体育博物館(現・野球殿堂博物館)開館。
作新学院が、春夏甲子園に初の連続優勝。
東京オリンピックで公開競技として野球が開催。
神宮球場にて全日本学生選抜、全日本社会人選抜が米国学生選抜と対戦した。
プロ野球新人選択会議(ドラフト)始まる。
10月10日、金田正一が通算400勝を達成。
パ・リーグが2シーズン制を採用。(1982年まで)
巨人が9年連続日本シリーズ優勝。
パ・リーグが指名打者制を採用。
9月3日、王 貞治はハンク・アーロンの記録を破る通算756本塁打達成。
6月3日、福本 豊はルー・ブロックの記録を破る通算939盗塁達成。
ロサンゼルスオリンピックの公開競技で全日本チームは金メダル獲得。
6月13日、衣笠祥雄はルー・ゲーリッグの記録を破る2131試合連続出場達成。
日本初の屋根付き球場東京ドームが完成。
1992~2021
バルセロナオリンピックから野球が正式種目となり、全日本チームは銅メダルを獲得。
プロ野球にフリーエージェント制(FA)が導入される。
ロサンゼルス・ドジャースの野茂英雄が、ナ・リーグ新人王となる。
アトランタオリンピックで全日本チームは銀メダル獲得。
シドニーオリンピックでプロアマ合同の全日本チームは4位に終わる。
シアトル・マリナーズのイチローがア・リーグ新人王・MVPに輝く。
アテネオリンピックで全日本チームは銅メダル獲得。
イチロー(マリナーズ)がジョージ ・シスラーの記録を破り、シーズン 262安打を達成。
球団統合問題に端を発し、選手会が史上初のストライキを行う。
セ・パ交流試合が始まる。
アジアシリーズ初開催。日本(千葉ロッテ)が優勝。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で王 貞治監督率いる日本代表が優勝。
セ・パ両リーグの上位3チームが日本シリーズ出場を争うクライマックスシリーズが始まる。
北京オリンピックで全日本チームは4位となる。
第2回WBCで原 辰徳監督率いる日本代表が連覇を達成。
松井秀喜(ヤンキース)がワールドシリーズMVPに輝く。
プロ野球が統一球を導入。
オリンピック野球競技復帰を目指し、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)設立。
バレンティンが日本プロ野球新記録のシーズン60本塁打を達成。
田中将大が開幕からの連勝を24、前年からの連勝を28として、それぞれ日本プロ野球新記録を樹立。
谷繁元信が野村克也の最多試合出場記録を破り、3021試合出場。
秋山翔吾がマートンの記録を破り、シーズン216安打を達成。
6月15日、イチローはピート・ローズの記録を破る日米通算4257安打達成。
第4回WBCで侍ジャパンはベスト4となる。
第8回女子野球ワールドカップで侍ジャパン女子代表が6連覇達成。
「eBASEBALLプロリーグ」が始まる。
WBSCプレミア12で侍ジャパンが初優勝。
コロナ禍でプロ野球は開幕延期。アマチュア野球でも多くのリーグ、大会が中止、延期となり、東京オリンピックも延期となった。
コロナ禍で1年延期された東京オリンピックで、侍ジャパンは正式種目として悲願の金メダルを獲得。