聖地・名所150選

青森県青森市営野球場(ダイシンベースボールスタジアム)

1950年、青森県立青森中学校(現青森県立青森高)が移転した後に造られた球場。同年6月28日には巨人─西日本(翌年西鉄と合併)で、巨人の藤本英雄が得意のスライダー(日本で元祖の使い手とも言われる)を駆使し、日本プロ野球初の完全試合を達成した。その後、球場前には記念碑が建てられた。2000年に全面改装され、市民から愛称を一般募集。「合浦(がっぽ)公園スタジアム」の愛称となり、2020年から「ダイシンベースボールスタジアム」となる。また、同20年夏の全国高校野球選手権青森大会の前に、青森銀行野球部有志と県高野連が、クラウドファンディングで集めた300万円の資金で、兵庫の阪神園芸から約35トンの甲子園と同じ黒土を購入し、内野にまかれている。