聖地・名所150選

東京都東京大学野球場(東大球場)

東大本郷地区、農学部等がある弥生キャンパスにある東大球場。3階建ての建物で1階に部室があり、2,3階は600人を収容できる観客席となっている。1937年に建造された観覧席、ダッグアウト、フェンスが現存し、2010年に文化庁登録有形文化財(建造物)に登録された。のちの東大総長になるゴシック様式の建築家・内田祥三氏が設計し、当時としては珍しくスタンドに屋根が付けられ、その形状は半円形状の屋根を鉄筋コンクリート造のアーチ構造により支えるという、モダンなデザインとなっている。内田氏は東京大学安田講堂の設計でも有名な人物。