聖地・名所150選

東京都朝日ビル跡

大阪で生まれた朝日新聞は1888年7月、めざまし新聞を買収し、東京朝日新聞を創刊した(それに伴い大阪の朝日新聞は翌年1月から大阪朝日新聞となった。1940年に大阪、東京とも朝日新聞に統一)。東京朝日が取得した社屋は銀座六丁目にあり、1927年に有楽町に移転するまで本社が置かれた(現在は築地)。有楽町に本社移転後は商業ビルの「東京朝日ビル」となり、約半世紀に渡り、セ・パ両リーグの事務局があったほか、1983年7月に帝国ホテルタワーへ移転するまでコミッショナー事務局が入居し、実行委員会をはじめ、球界の行方を決める、あらゆる会議が行われた。3階がセ、9階がパの事務局。5階にコミッショナー事務局があり、その後会議室として利用された。2017年にはホテルなども入った「東京銀座朝日ビルディング」として生まれ変わった。