聖地・名所150選

福井県福井県営球場

1968年に開催された第23回国民体育大会の野球場として、福井運動公園内に1967年開場。プロ野球は1968年以降、県内最多の68試合を開催する。1969年5月5日の中日−広島では、中日の星野仙一がプロ入り初勝利をマーク。星野氏は「開幕3戦目の広島戦で3ランを食らってそれから登板なし。あの日は球場入りしてから、水原さん(茂監督)に先発だ、と言われ、エーッと驚いた」と話している。1971年5月20日の巨人−ヤクルトでは、巨人の広野功が会田照夫からプロ野球史上3人目となる劇的な「代打逆転満塁サヨナラ本塁打」を放った。1990年の大規模改修工事で夜間照明が設置され、以後ナイターも開催されている。福井県のアマチュア野球のメイン球場として使用されている。