聖地・名所150選

愛知県鳴海球場跡

愛知電気鉄道（現在の名古屋鉄道）が1928年10月に鳴海球場を竣工開場。当初は両翼106ｍ、中堅136ｍ、内野スタンドに鉄傘もあり収容人員2万人と巨大だった。中等学校野球の予選がすべてここで行われたほか、1931年に1試合、1934年に2試合の日米野球も開催。1936年2月には巨人の米国遠征前の壮行試合として、金鯱と日本プロ野球では初のプロ同士の試合を行い、金鯱が10-3で勝利した。戦後の一時期、中日の二軍の本拠地にもなった。1958年に閉鎖されると翌年「名鉄自動車学校」に生まれ変わったが、スタンドの一部は当時のまま残る。2007年、教習所内に「鳴海球場跡」のプレートが設置された。