聖地・名所150選

兵庫県宝塚球場跡(現:関西学院初等部)

1922年に宝塚大運動場(野球場、テニスコート、小運動場)が開場。東京・芝浦でスタートした日本運動協会が関東大震災の影響で解散を余儀なくされた後、阪神急行電鉄(阪急)の小林一三社長がメンバーを招き、1924年、この地を拠点に宝塚運動協会がスタートした(1929年解散)。プロ野球が結成されると大阪阪急野球協会(阪急)も1年間だけだが専用球場とし、1936年に阪急の山下実が、プロ野球史上初の柵越え本塁打を左翼席へ打ち込んでいる。翌年、西宮球場が完成したこともありプロ野球開催は1936年だけで、13試合だった。跡地は遊園地(宝塚ファミリーランド)となっていたが、2008年からは関西学院初等部が開設され現在に至っている。