聖地・名所150選

兵庫県明石公園第一野球場(明石トーカロ球場)

1932年、明石城跡を中心につくられた公園内にできた。毎年、全国高校野球軟式選手権大会が開かれている「軟式高校野球の聖地」である。2014年の準決勝、崇徳高−中京高は4日間、延長50回に及ぶ熱戦が繰り広げられた。戦前の1940年から59年の間に巨人が12回春季キャンプを行った後、大洋、中日、近鉄がそれに続いた。プロ野球公式戦は49年までに7試合開催し、その後もオープン戦での使用はある。2011年3月11日の東日本大震災が発生時、楽天−千葉ロッテのオープン戦が行われており、球場に被害はなかったが、楽天の選手、関係者の安否確認のため八回表終了で打ち切られた。命名権で「明石トーカロ球場」に。第2球場も公園内にある。