1951年に開場し、西鉄(現西武)、広島、南海(現ソフトバンク)が春季キャンプを行った野球場。1977年には広島の二軍キャンプで通算148勝138セーブを挙げた大野豊がテストを受け、合格した。しばらく一軍公式戦開催の無かった時期もあるが、2007年以降地元球団広島の主催ゲームをメインに75試合行われている。2019年に地元の建設会社が命名権を獲得し、呉市出身で南海の監督を務めた鶴岡一人氏の功績を讃えるため「鶴岡一人記念球場」の名称を付けた。隣接のスポーツ施設内に鶴岡一人記念品の展示もある。呉市は藤村富美男(阪神)、廣岡達朗(巨人)ら多くのプロ野球選手の出身地でもある。夏の全国高校野球選手権広島大会など、アマチュア野球の試合も多数行われている。