聖地・名所150選

徳島県徳島県立城南高等学校「徳島野球発祥の地」石碑

1898年に城南高の前身である徳島中学に野球部が創部され、この地から徳島県の野球が始まったとされている。グラウンドのバックネット裏に「野球発祥校」と書かれた黒い石碑が建っている。創部時の野球部歌として「春は花映ゆ朝ぼらけ ノックの響き雲破り 秋は月照る夕まぐれ ボールの光我にあり 炎熱冱寒惨憺の 苦心を積みし 歳月や」と刻まれている。旧制徳島中は1875年創設された。碑は1998年に、野球部創設100周年を記念して建立したものだ。同校野球部は2011年の第83回選抜高等学校野球大会では21世紀枠で選出され、初の甲子園出場を果たし、1回戦で兵庫県・報徳学園高に8-5で勝ち、創部113年目にして甲子園初勝利を飾った。