聖地・名所150選

香川県高松市立中央球場跡 野球王国高松を築いた名将 水原茂像・三原脩像

かつての香川県のメイン球場。1947年に開場以後、高校野球、社会人野球などアマチュア野球公式戦が行われ、高松一高の中西太(のち西鉄)、高松高の穴吹義雄(のち南海)ら、往年のプロ野球の名選手が高校時代にプレーした。プロ野球は1949年に県内初の公式戦を開催。阪神の別当薫が1試合3本塁打の新記録(当時)を樹立した。香川県営球場の開場と共に閉鎖が決まり、球場の最後の試合は1982年4月17日、選抜大会に出場した丸亀商高と春の県大会優勝の尽誠学園高の試合。試合後、野球部員が「サヨナラ57」の人文字をつくった。その後、解体。跡地は高松市中央公園となり、香川県出身で球史に残る名将、三原脩と水原茂がユニフォーム姿で並び立つ銅像が建てられている。