聖地・名所150選

長崎県島原市営球場

1952年に開場。同年8月13日には西鉄−阪急の一軍公式戦が行われ、西鉄が4-3で勝利した。三原脩監督時代の1954年から埼玉に移転前の1978年までライオンズのキャンプ地で、外野の向こうは薮で、そこに入ったボール探しにかなり苦労したという。球場にはOB会などが建てた記念碑があるほか、必勝祈願をした近くの猛島神社の境内には、3連覇(1956〜58年)を記念して献木をしたことを示す石碑もある。ライオンズの宿舎だった国光屋旅館社長の鐘ヶ江管一氏は後に島原市長となり、1991年の雲仙普賢岳噴火の際、災害救助活動や国への陳情を行い、願掛けで伸ばした長いヒゲもあって「ヒゲの市長」と話題になった。