1960年に沖縄で初の本格的な球場として奥武山野球場が完成。施設の老朽化により2006年に大規模改築が行われることになり、2010年に新たな球場が竣工して命名権により「沖縄セルラースタジアム那覇」となった。その後は数多くのアマチュアの試合のほか、毎年のようにNPB公式戦が行われており、2014年には日米野球の最終戦として親善試合が開催された。また2011年からは巨人の春季キャンプの二次キャンプ地となっている。「沖縄野球の聖地 奥武山」の文字が球場の正面入口を入った床に書かれている。野球資料館もあり、沖縄の野球史に関する様々な資料が展示、保存されている。球場がある奥武山公園は沖縄野球の聖地となっており、公園内には東京帝大(現東大)で俊足、強肩、好打で鳴らし、沖縄戦に散った第27代沖縄県知事・島田叡氏の顕彰碑が建立されている。