現在では毎年2月になると多くの球団が沖縄でキャンプを行うが、その先駆けとなったのが名護球場だった。1978年に日本ハム投手陣が春季キャンプ地として利用し、1981年からは野手陣も加わり、本格的なキャンプ地となった。球場は21世紀の森公園に立地。海岸線に面しており、球場からすぐ近くに砂浜が広がる。2017年に改修、解体工事が始まり、2020年に「タピックスタジアム名護」として完成。外野の後方にあるブルーの海に外野の天然芝が映え、真っ白な銀傘のスタンドが印象的な球場に生まれ変わった。プロ野球公式戦の開催はないが、毎年、日本ハム主催のオープン戦の舞台となっている。