聖地・名所150選

兵庫県阪神甲子園球場

開場の1924年が、十干、十二支のそれぞれ最初の「甲(きのえ)」と「子(ね)」が60年ぶりに出会う幸運な年で、縁起の良い名前を合わせ、付近一帯を「甲子園」、野球場を「甲子園大運動場」と名付け8月1日に開場した。モデルはニューヨーク・ジャイアンツの当時の本拠地だったポロ・グラウンズ。当時は総収容人数8万人、観覧座席設置総数5万人のマンモススタジアムだった。中等学校野球の全国大会開催を目的に建設され、以降「野球の聖地」と呼ばれている。1935年に阪神タイガース(当時大阪タイガース)が創設され、関西におけるプロ野球のメイン球場に。日本国内の現役球場では最古の球場でありながら、各年代で改修を繰り返し、現代においてもなお存在感の強い球場として君臨している。隣接する「甲子園歴史館」では阪神甲子園球場、高校野球、阪神タイガースの100年近い歴史を感じることができる他、バーチャルバッティングセンターでは甲子園球場でプレーする気分を味わえる。