• セントラル・リーグ
  • 広島東洋カープ
  • 読売ジャイアンツ
  • 横浜DeNAベイスターズ
  • 阪神タイガース
  • 東京ヤクルトスワローズ
  • 中日ドラゴンズ
  • パシフィック・リーグ
  • 北海道日本ハムファイターズ
  • 福岡ソフトバンクホークス
  • 千葉ロッテマリーンズ
  • 埼玉西武ライオンズ
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス
  • オリックス・バファローズ
  • 侍ジャパン

日本野球機構オフィシャルサイト

ニュース

NPBニュース

【記録員コラム】公式記録員とは何者?

 こんにちは、NPB公式記録員の伊藤亮です。プロ野球で起きた珍しいプレイや、記録に関するルール等を、公式記録員ならではの視点で紹介できたらと思い、このようなコーナーを始めさせていただきます。

 まず、公式記録員と言ってもいったい何者なのでしょうか。私も公式記録員として採用されるまではよく球場でプロ野球を観戦していましたが、その存在はほとんど把握していませんでした。実は公認野球規則、いわゆるルールブックには、公式記録員に関する記載があります。

 9.01(a) (前略) 記録員は、新聞記者席内の所定の位置で試合の記録をとり、記録に関する規則の適用に関して、たとえば打者が一塁に生きた場合、それが安打によるものか、失策によるものなのかなどを、独自の判断で決定する権限を持つ。(後略)

 簡単に言いますと、球場で野球観戦の経験がある方は、打者が塁に生きた際、スコアボードにH、E、Fcというランプが点灯するのをご存知ではないでしょうか。Hはヒット、Eはエラー、Fcはフィールダースチョイスです。あのボタンを押している、つまり決定している唯一の存在が、公式記録員です。たまに「ヒットかエラーって、審判が決めてるんじゃないの?」と言われることがありますが、そうではないんですね。他にも、走者が進塁した際に暴投か捕逸かや、試合展開によってはどの投手に勝投手の記録を与えるか、等を決定する権限を持っています。

 ここまでで、公式記録員とは何者なのかということについて、少しはご理解いただけたでしょうか。NPBには現在、23名の公式記録員がおり、一軍、及び二軍の全ての公式戦が開催される球場へ行き、スコアを記録しています。年間で少なくとも100試合以上を見ている公式記録員だからこそ、紹介できることがあると思っています。今後よろしくお願いします。

【NPB公式記録員 伊藤亮】