一般社団法人日本プロ野球選手会
一般社団法人日本プロ野球選手会は、2011年における「被災地からのメッセージ」企画をスタートに、オールスターゲームの試合開始前の時間を活用しての企画を行ってまいりました。
2013年からは、選手会が10年に渡り力を注ぐキャッチボール振興の観点から、選手会が福島県の中学野球指導者とともに、キャッチボールの要素を競技化した「キャッチボールクラシック」を普及させるために、同競技のエキシビションマッチを実施しています。
キャッチボールクラシックは、9人1組が、7mの距離を挟んで5人と4人で向き合い、2分間に何回キャッチボールを成立させられるかを競うもので、毎年、選手会が主催するオフイベントである「ベースボールクリスマス」で行う小中学生の全国決勝大会では、トレーニングを積んだ中学生チームが、現役選手チームを打ち負かすほど高いレベルを競う記録も出ています。
限られた時間でいかに相手に取りやすいボールを投げられるかがポイントとなる、まさにキャッチボールの本質を競技化したキャッチボールクラシックは、ボール1個あれば楽しめ、年齢・性別関係なく気軽に楽しめる点が魅力で、その点から13年(いわきグリーンスタジアム)、14年(甲子園)のエキシビションは、小中学生、一般、女性など、さまざまなカテゴリーから代表が参加。現役選手とのキャッチボール競争を楽しんでいただきました。
今回は第2戦が行われる広島を対象に、市教育委員会の協力のもとで実施。男子5名、女子4名の9人1チームを基本とし、広島市内の9地区から代表を選考する形式で予選を行います。予選は各地区の学校から1チームが参加。キャッチボールクラシックの試技(2分)・練習風景・PRコメントを4分以内にまとめた動画を送付することで予選エントリーとなり、同映像をもとに代表チームを、各地区合計9チーム選考し、7月18日(土)のMazda Zoom-Zoom スタジアム広島で決勝を行います。(17時頃予定・雨天中止)