セントラル・リーグの“JA全農Go・Go賞”7月度の「好捕賞」(Magic Glove賞)は、中日ドラゴンズ・英智選手(蔵本英智=くらもと・ひでのり)が受賞しました。
英智選手には連盟より記念品、JA全農(全国農業協同組合連合会)より賞金30万円と、副賞としてパールライス1俵(60kg)が贈られます。
7月4日の対巨人10回戦(ナゴヤドーム)、中日が3点リードで迎えた9回表一死一・三塁の場面で、巨人・谷佳知選手の放った打球は一塁手・二塁手・右翼手の間へ上がりました。タイムリーヒットと思われた、そのとき右翼手の英智選手がスライディングしてキャッチ。もしもヒットであればピンチが広がる場面での価値ある好捕で、チームの勝利に貢献しました。
英智選手は2004、05、06年にも「好捕賞」を受賞しており、自身通算4回目の好捕賞受賞です。JA全農Go・Go賞で同じ賞を4度受賞したのは、福留孝介選手(中日)が2002~05年に4年連続で強肩賞を受賞して以来、2人目です。また、通算4度目のGo・Go賞受賞は、福留選手の通算5度に次いで史上2番目に多い受賞回数となります。
他に候補に挙がったのは、広島・赤松、天谷、阪神・金本、巨人・木村拓の各選手の好プレーでした。
英智選手の表彰式は未定です。
8月度の“JA全農Go・Go賞”は「最多二・三塁打賞(Extra Miler賞)」です。