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2008年 表彰選手

2008年6月度「日本生命月間MVP賞」受賞選手 (セントラル・リーグ)

 セ・リーグ6月度の日本生命・月間最優秀選手賞(月間MVP)は打者賞に阪神タイガース・金本知憲外野手、 投手賞に中日ドラゴンズ・川上憲伸投手が選ばれました。

 6月のペナントレースは交流戦期間にあたり、月間のゲーム数が少なくなります。 そのなかで、打者賞の金本選手はチームの全17試合に出場、打率(.413)、打点(20)、本塁打(6)の打撃三部門でリーグトップの成績を残しました。 金本選手の月間MVPとなる活躍は交流戦優勝をチームとして最後まで争い、 ペナントレースでは2位中日とのゲーム差を5月末の4.5から6.5に広げることに大きく貢献致しました。 月間最多の安打(29)を放った広島東洋カープ・東出輝裕内野手は.403の高打率を残しました。 東京ヤクルトスワローズの青木宣親外野手も月間最多の6本塁打を記録、また6月の後半の7試合全てに安打を重ね、打率をぐいぐいと引き上げました。 しかし両選手とも僅かに受賞に手が届きませんでした。

 投手賞も同様試合数が少なく、月間最多勝は3でした。 川上投手と阪神・上園啓史投手そして広島東洋カープのコルビー・ルイス投手が3勝で並びました。 この3投手の中で川上投手は月間の防御率(1.05)で最も優れていたことが高く評価され、 上園、ルイス両投手を抑え、8度目の受賞を決めたものです。 受賞は逸しましたが川上投手の後輩、吉見一起投手と阪神のクローザー藤川球児投手の活躍も特筆に値するものでした。

 金本選手は2005年5月以来、3年ぶり3度目の受賞です。 川上投手は2006年5月以来2年ぶり8度目の受賞。 これはチームの先輩、山本昌投手、読売ジャイアンツに在籍時に松井秀喜選手が記録した7回で並んでいた受賞回数を更新する月間MVP史上最多となります。

参考

月間個人打撃成績
選手名 球団 試合 打数 安打 本塁打 打点 盗塁 打率
金 本 (神) 17 63 26 6 20 0 .413
東 出 (広) 18 72 29 0 4 2 .403
青 木 (ヤ) 17 70 27 6 17 2 .386
アレックス (広) 17 66 24 0 8 2 .364
月間個人投手成績
投手名 球団 試合 完投 完封 勝利 敗北 奪三振 投球回 自責点 防御率
川 上 (中) 4 0 0 3 0 0 0 28 25.2 3 1.05
上 園 (神) 4 0 0 3 0 0 0 25 21.1 7 2.95
ルイス (広) 5 0 0 3 1 0 0 36 33 11 3.00
吉 見 (中) 10 0 0 2 0 0 5 11 16.1 1 0.55
藤 川 (神) 9 0 0 1 0 8 0 17 9 1 1.00

○受賞選手の表彰式はそれぞれ、以下の日程にて行われる予定です。
  金本選手 … 7月11日(金)阪神-広島戦 (甲子園) の試合前
  川上投手 … 表彰日は未定です

※セントラル野球連盟記念楯
※日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィー
以上が贈られます。