3、4月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が下記のとおり決まりました。
今シーズン最初の受賞選手は、両部門とも好調ヤクルト投打のウラディミール・バレンティン選手と館山昌平投手が、ともに自身2回目の受賞となりました。(バレンティン選手=2011年5月度以来、館山投手=2010年8月度以来)
バレンティン選手は、リーグトップの6本塁打を放ち、特に4月20日からは畠山選手に代わって4番に座ると、9試合で4本塁打、9打点をたたき出し、昨年のリーグ本塁打王の実力を遺憾なく発揮しました。バレンティン選手が本塁打を放った試合のチームの勝敗は5勝1敗。本塁打の内容も勝越打、逆転打ありと、まさに試合の流れを変える主軸の打撃が評価されました。
館山投手は、抜群の制球力を発揮した中日・山本昌投手、ノーヒットノーランを達成した広島・前田健太投手らを抑え、3勝負けなし、防御率1点台の安定した投球内容が評価されました。またその裏には、昨年11月に持病である右手血行障害の手術を行った後、開幕に間に合わせて、しっかりとローテーションを守っていることも見逃せない点です。
昨シーズン、あと一歩のところで“優勝”を逃したチームにとって、投打の軸が順調なスタートを切ったことは、悲願に向けて何より心強い材料となったはずです。
選手名 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 |
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阿部 慎之助 | (巨) | 24 | 80 | 26 | 4 | 12 | 0 | .325 |
坂本 勇人 | (巨) | 24 | 94 | 30 | 2 | 12 | 1 | .319 |
バレンティン | (ヤ) | 25 | 78 | 24 | 6 | 16 | 0 | .308 |
川端 慎吾 | (ヤ) | 22 | 75 | 23 | 0 | 7 | 0 | .307 |
長野 久義 | (巨) | 24 | 90 | 27 | 1 | 8 | 4 | .300 |
選手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | S | H | 投球回 | 奪三振 | 自責点 | 防御率 |
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山本昌 | (中) | 5 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 33 | 21 | 2 | 0.55 |
野村 佑輔 | (広) | 5 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 35 | 23 | 3 | 0.77 |
前田 健太 | (広) | 6 | 1 | 1 | 3 | 2 | 0 | 0 | 43 | 37 | 8 | 1.67 |
館山 昌平 | (ヤ) | 5 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 34 | 23 | 7 | 1.85 |
*バーネット | (ヤ) | 14 | 0 | 0 | 1 | 0 | 10 | 2 | 13.2 | 8 | 0 | 0.00 |
* 印=規定投球回未満
◎バレンティン、館山昌平両選手の表彰式は、5月16日(水)東京ヤクルト-福岡ソフトバンク(神宮)の試合前に行われる予定です。(雨天順延)
◎各選手には、
☆セントラル野球連盟より記念楯
☆日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィーが贈られます。