7月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が下記のとおり決まりました。
打者部門は、横浜DeNAの誕生とともに移籍1年目となったアレックス・ラミレス選手が受賞しました。 同球団からの受賞は、2009年4月度の山口俊投手以来、打者部門では2008年8月度の内川聖一選手以来の受賞となります。 ラミレス選手の7月度の成績は、リーグ月間最多安打となる29安打を放ち、唯一、月間打率が4割を超え、月間本塁打(6本)はリーグ1位タイ、月間打点(17打点)は2位タイと本領を発揮する打撃を披露し、通算9度目の受賞となり、セ・リーグ歴代受賞回数のトップに立ちました。 他球団からの移籍1年目の外国人選手の受賞は、2009年5月度のゴンザレス投手(巨人)以来となり、セ・リーグの2球団に跨って受賞した外国人選手は、グライシンガー投手(07年東京ヤクルト、08年巨人で受賞)以来となります。
投手部門は、巨人のセットアッパー・山口鉄也投手が、月間3勝1敗で並ぶ広島・野村祐輔投手と同僚の澤村拓一投手を抑えて初受賞となり、併せて、育成選手出身の選手として両リーグを通じての初受賞選手となりました。 今シーズンの山口投手は、リーグタイ記録となる開幕からの24試合連続無失点(1998年横浜・佐々木主浩以来)を記録するなど抜群の安定感を誇り、特に7月度は登板した13試合でのチームの負けはなく(10勝3分)、チームの首位固めに大きく貢献しました。先発投手以外の受賞は、2011年8月度の久保裕也投手(巨人)以来となります。
選手名 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 |
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ラミレス | (ディ) | 21 | 70 | 29 | 6 | 17 | 0 | .414 |
ミレッジ | (ヤ) | 18 | 76 | 28 | 5 | 11 | 1 | .368 |
畠山 和洋 | (ヤ) | 19 | 78 | 26 | 5 | 18 | 0 | .333 |
バレンティン | (ヤ) | 16 | 50 | 15 | 6 | 16 | 0 | .300 |
選手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | S | H | 投球回 | 奪三振 | 自責点 | 防御率 |
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野村 祐輔 | (広) | 4 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 27.2 | 13 | 4 | 1.30 |
澤村 拓一 | (巨) | 5 | 1 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 34.2 | 31 | 8 | 2.08 |
*マシソン | (巨) | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | 10 | 12 | 3 | 2.70 |
*山口 鉄也 | (巨) | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 10 | 11 | 15 | 1 | 0.82 |
* 印=規定投球回未満
◎ラミレス選手の表彰式は、8月16日(木)横浜DeNA-阪神(横浜)の試合前に行われる予定です。
山口投手の表彰式は、8月17日(金)巨人-広島(東京ドーム)の試合前に行われる予定です。
◎各選手には、
☆セントラル野球連盟より記念楯
☆日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィーが贈られます。