9月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が下記のとおり決まりました。
打者部門は、3年ぶりにリーグ34度目の優勝を飾った読売ジャイアンツの主将・阿部慎之助選手が、月間三冠王の大活躍で先月に続いての受賞となり、今シーズン3度目(6、8、9月度)の受賞となりました。
シーズン3度の受賞は、2007年7~9月度のラミレス選手(東京ヤクルト)以来、リーグ3人目(他、1993年4、7、8月度・山本昌広投手(中日))となります。
また読売球団からの2カ月連続受賞選手は、2002年7、8月度の松井秀喜選手以来となり、読売球団単独での通算受賞回数は松井秀喜選手の7度に迫る6度目の受賞となりました。
優勝を飾ったチームの勢いを物語るように、読売球団からは5月度・杉内俊哉投手の受賞を筆頭に5カ月連続(*)で日本生命月間MVP賞の受賞選手を輩出しました(リーグ新記録)。
(*) 投手・打者のいずれかの受賞
投手部門は、東京ヤクルトの大黒柱・館山昌平投手が3、4月度の受賞に引き続き、今シーズン2度目の受賞となりました。 ヤクルト球団投手のシーズン2度の受賞は、1995年4、9月度のブロス投手以来となります。 館山投手は、持ち前である緩急自在の巧みな投球を存分に発揮し、月間最多勝となる4勝(0敗)を挙げました。 特にその中でも、クライマックス・シリーズ出場争いを繰り広げた広島球団との直接対決(9月18日)では、2対1の接戦を146球の完投で勝利し、シーズン終盤の熱投がクライマックスシリーズ出場を引き寄せる原動力となりました。
選手名 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阿部 慎之助 | (巨) | 25 | 85 | 38 | 7 | 21 | 0 | .447 |
大島 洋平 | (中) | 25 | 99 | 38 | 0 | 7 | 4 | .384 |
田中 浩康 | (ヤ) | 24 | 82 | 31 | 0 | 8 | 0 | .378 |
バレンティン | (ヤ) | 23 | 87 | 26 | 4 | 15 | 1 | .299 |
選手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | S | H | 投球回 | 奪三振 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
能見 篤史 | (神) | 4 | 1 | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | 33 | 31 | 2 | 0.55 |
メッセンジャー | (神) | 5 | 2 | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | 38 | 37 | 4 | 0.95 |
館山 昌平 | (ヤ) | 4 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 32 | 29 | 4 | 1.13 |
ホールトン | (巨) | 4 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 28 | 19 | 4 | 1.29 |
*西村 健太朗 | (巨) | 14 | 0 | 0 | 0 | 1 | 10 | 0 | 13.2 | 13 | 1 | 0.66 |
* 印=規定投球回未満
◎阿部選手の表彰式は、10月18日(木)クライマックスシリーズ第2戦(東京ドーム)の試合前に行われる予定です。
館山投手の表彰式は、現在未定です。
◎各選手には、
☆セントラル野球連盟より記念楯
☆日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィーが贈られます。