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日本野球機構オフィシャルサイト

2014年 表彰選手

2014年5月度「日本生命月間MVP賞」受賞選手 (セントラル・リーグ)

5月度候補選手 パ・リーグ受賞選手

5月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が下記のとおり決まりました。

打者賞

雄平
雄平 (東京ヤクルトスワローズ)【初受賞】
[成績]  試合 25  本塁打 8  打点 19  打率 .364

投手賞

井納 翔一
井納 翔一 (横浜DeNAベイスターズ)【初受賞】
[成績]  試合 5  4勝0敗0S  防御率 2.50  完封勝 1

 打者部門は、チーム打撃成績がリーグトップを誇るヤクルト打線の中にあって、クリーンアップの一角・5番打者に定着した雄平選手が入団12年目での初受賞となりました。 5月度は出場した25試合中19試合で安打を放ち、猛打賞4回を含む13試合でマルチ安打を記録、月間本塁打数は広島・エルドレッド選手(9本)に次ぐ2位、特筆すべきは長打率.646で並居るリーグの強打者を抑えて堂々のリーグ1位となりました。 雄平選手は2002年ドラフト1巡目指名選手の投手として入団し将来を大いに嘱望されましたが、2010年には打者転向に踏み切り野球人生を賭ける決断をしました。 もともと高校時代から打撃センスにも高い評価があり、打者転向5年目の今シーズンは開幕スタメンを掴み、素質が開花しました。 1軍で登板した投手で、その後打者に転向した選手の月間MVPの受賞は、1993年9月度仁村徹選手(中日)以来となります。

 投手部門は、巨人・菅野、広島・バリントン両投手と並びハーラーダービーのトップを走る(6月5日現在)横浜DeNA・井納翔一投手がリーグ月間最多勝となる4勝負けなし(1完封含む)の好成績で入団2年目での初受賞となりました。 今シーズンは開幕からローテーションを守り着実に白星を重ね、5月23日(金)対北海道日本ハム1回戦(札幌ドーム)では4安打10奪三振の好投でプロ入り初の完封勝利を達成するなど、今やチームのエース的存在となっています。 チームは5月を2005年以来9年ぶりに13勝12敗で勝ち越し、日本生命セ・パ交流戦も7勝5敗(6月5日現在)と3位タイに付ける上昇ムードにある中、井納投手の右腕が鍵を握っていることは間違いないところです。 横浜からの投手の受賞は2009年4月度受賞の山口俊投手以来となりますが、横浜DeNAとなってからの投手の受賞は球団初となります。

参考

月間個人打撃成績
選手名 球団 試合 打数 安打 本塁打 打点 盗塁 打率
山田 哲人 (ヤ) 25 113 42 3 19 2 .372
雄平 (ヤ) 25 99 36 8 19 4 .364
大島 洋平 (中) 25 108 37 0 4 5 .343
バレンティン (ヤ) 24 106 28 7 19 1 .326
エルドレッド (広) 24 93 26 9 30 0 .280
月間個人投手成績
選手名 球団 試合 完投 完封 勝利 敗戦 奪三振 投球回 自責点 防御率
濱田 達郎 (中) 4 1 1 3 0 0 0 27 25.2 4 1.40
井納 翔一 (ディ) 5 1 1 4 0 0 0 34 36 10 2.50
杉内 俊哉 (巨) 5 0 0 3 0 0 0 27 30.1 10 2.97
前田 健太 (広) 5 0 0 3 2 0 0 26 36 12 3.00
大瀬良 大地 (広) 5 1 0 3 1 0 0 23 32.1 12 3.34

◎雄平選手の表彰式は、6月19日(木) 東京ヤクルト-福岡ソフトバンク戦(神宮)の試合前に行われる予定です。

◎井納投手の表彰式は、6月18日(水) 横浜DeNA-千葉ロッテ戦(横浜)の試合前に行われる予定です。

◎各選手には、
 ☆セントラル野球連盟より記念楯
 ☆日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィーが贈られます。