投手部門は、今シーズンのセ・リーグにおいて唯一月間5勝を挙げた東京ヤクルトスワローズ・石川雅規投手が3度目の受賞となりました。
9月度は5度の先発登板全てで5回以上を投げ1失点以下に抑える安定した投球内容で、14年ぶりの優勝に向けて大事な勝負どころとなった9月の月間首位(13勝6敗1分)に大きく貢献しました。
特に9月27日(日)対巨人第24回戦(東京ドーム)では、勝てば優勝マジック3が点灯、敗れれば2位の巨人にゲーム差無しに迫られるという状況に、今季2度目となる中4日の先発登板で臨み、5回を1失点に抑え、自ら先制のタイムリーを放つ投打の大活躍で優勝を大きく引き寄せました。
東京ヤクルトからの投手の受賞は、今年7月度のT.バーネット投手以来となります。
打者部門は、東京ヤクルトスワローズ・山田哲人選手が7、8月に続き3カ月連続の受賞となりました。
山田選手は9月度全試合に3番で出場し、打率(.347)、盗塁(8)でリーグトップを記録し、まさに主軸打者の活躍で月間首位(13勝6敗1分)のチームを牽引しました。
9月6日(日)対広島東洋第21回戦(神宮)において今季30個目となる盗塁を成功させ、2002年の西武・松井稼頭央選手以来(セ・リーグでは2000年の広島東洋・金本知憲選手以来)となるトリプルスリーをほぼ確実にし、山田選手は“リーグの顔”になったと言っても過言ではないでしょう。
セ・リーグでの3カ月連続受賞は、2007年7月~9月度に受賞したA.ラミレス選手(東京ヤクルト)以来、史上2人目の快挙です。
※東京ヤクルトからの投手・打者両部門のダブル受賞は、今年7月度のT.バーネット投手、山田哲人選手以来となります。
■表彰式日時
石川投手、山田選手とも未定。
■賞品
・セントラル野球連盟より記念盾
・日本生命保険相互会社より賞金30万円とトロフィー