セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の6月度受賞選手が決定いたしました。
受賞選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られます。
井端選手は、6月3日(水)東京ドームで行われた対オリックス2回戦、1対1で迎えた9回裏一死で代打として打席に立ち、走者二、三塁の場面でセンター前へサヨナラ安打を放ちました。
この試合、巨人は初回に1点を先制しましたが、2回以降はオリックス投手陣の前に抑えられ無得点。最終回、一打サヨナラの場面で代打に起用された井端選手が見事期待に応え、試合を決めました。この勝利により巨人は横浜DeNAと並ぶ同率首位に浮上。チームを5月4日以来1カ月ぶりの首位へ導く大きな一打となりました。
井端選手のサヨナラ打は中日ドラゴンズ在籍時の2012年6月11日対北海道日本ハム戦以来通算5本目。代打としては初となります。
吉田選手は、6月14日(日)QVCマリンフィールドで行われた対巨人3回戦、2対2の同点で迎えた9回裏二死満塁、2ボール1ストライクから、レフトへ自身初のサヨナラ打を放ちました。
この日の千葉ロッテは5回に2点を先制され、8回まで無得点に抑え込まれる苦しい展開となりましたが、9回裏に福浦選手の二塁打、今江選手の安打で同点に追いつき、なおも続く好機に、9回表からマスクをかぶった2年目・吉田選手の一打で鮮やかな逆転勝利を収めました。最終回に2点差を逆転する劇的なサヨナラゲームは今シーズンのNPBでは初めて。千葉ロッテにとってもシーズン初のサヨナラ勝利と同一カード3連勝となり、上位を狙うチームを勢いづける試合となりました。