パシフィック、セントラル両リーグが第三者公式表彰として制定しておりますスカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞(協賛:スカパーJSAT株式会社、以下「本賞」)の今年度の受賞選手が、パ・リーグは福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手、セ・リーグは東京ヤクルトスワローズの雄平選手に決定いたしました。
本賞は、レギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打を放った選手(セ・パ両リーグの各1選手)に贈られる賞です。「最後の一球まで何が起こるかわからない」と言われる野球というスポーツの象徴的なプレーであるサヨナラ打を称える本賞は、プロ野球セ・パ両リーグ公式戦全試合、プレイボールからゲームセットまで放送(※トップ&リレー、録画放送を含む)を掲げているスカパー!ならではの賞であり、今シーズン記録されたパ・リーグ31試合、セ・リーグ35試合のサヨナラゲームの中から、「最も劇的な一打」を選出しています。受賞両選手にはオリジナルトロフィーと賞金200万円がそれぞれ贈られます。
雄平選手は、10月2日(金)明治神宮球場で行われた対阪神タイガース25回戦、1対1の同点で迎えた延長11回裏、二死一、三塁の場面で一塁線を破るサヨナラ安打を放ちました。
勝つか引き分けで優勝が決まるこの試合。東京ヤクルトは初回に1点を先制したものの、8回に同点とされ試合は延長に入りました。CS進出へ向け負けられない阪神も先発要員の能見投手を10回からリリーフで投入しますが、最後は雄平選手の劇的な一打により、東京ヤクルトスワローズが14年ぶり7度目のリーグ優勝を決めました。
柳田選手は、8月11日(火)福岡ヤフオク!ドームで行われた対オリックス・バファローズ17回戦、9回裏、4対6とオリックスにリードされて迎えた、二死一、二塁の場面で、右中間スタンドへ逆転サヨナラ3点本塁打を放ちました。この回、4点を追う福岡ソフトバンクは、二死満塁から中村選手の2点適時打で追い上げ、直後に柳田選手の豪快な一打が飛び出し、逆転勝利を収めました。逆転サヨナラ3点本塁打は今シーズンのNPBではこの1本のみです。
なお、柳田選手は5月5日(火)福岡ヤフオク!ドームで行われた対千葉ロッテマリーンズ8回戦でも延長11回裏にサヨナラ本塁打を記録しています。