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日本野球機構オフィシャルサイト

2016年 表彰選手

「2016 スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」受賞選手

 パシフィック、セントラル両リーグが第三者公式表彰として制定しておりますスカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞(協賛:スカパーJSAT株式会社、以下「本賞」)の今年度の受賞選手が、パ・リーグは福岡ソフトバンクホークスの吉村裕基選手、セ・リーグは 広島東洋カープの鈴木誠也選手に決定いたしました。

 本賞は、レギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打などを放った選手(セ・パ両リーグの各1選手)に贈られる賞です。「最後の一球まで何が起こるかわからない」と言われる野球というスポーツの象徴的なプレーであるサヨナラ打を称える本賞は、プロ野球セ・パ両リーグ公式戦全試合、プレイボールからゲームセットまで放送(※トップ&リレー、録画放送を含む)を掲げているスカパー!ならではの賞であり、今シーズン記録されたパ・リーグ35試合、セ・リーグ38試合のサヨナラゲームの中から、「最も劇的な一打」を選出しています。受賞両選手にはオリジナルトロフィーと賞金200万円がそれぞれ贈られます。

セントラル・リーグ受賞選手
~ 2試合連続となる、逆転サヨナラ3点本塁打 ~

 鈴木選手は、6月18日(土)マツダスタジアムで行われた対オリックス・バファローズ2回戦、1対3で迎えた9回裏、一死走者一、三塁の場面で、左翼席へサヨナラ逆転本塁打を放ちました。

 広島は、6回まで1対0とリードしていましたが、先発・岡田投手が7回に連打と四球で逆転を許します。1対3とリードを広げられ迎えた9回裏、一発サヨナラの場面で鈴木選手に打席が回ると、1ボール2ストライクと追い込まれてからの4球目、相手投手のフォークを左翼席に運び、チームを劇的な勝利に導きました。鈴木選手は、前日の試合でもサヨナラ本塁打を放っており、NPB史上10人目の2試合連続サヨナラ本塁打。

パシフィック・リーグ受賞選手
~ 9回 同点3点本塁打、12回サヨナラ本塁打 ~

 吉村選手は、4月17日(日)福岡 ヤフオク!ドームで行われた対東北楽天ゴールデンイーグルス5回戦、7対7の同点で迎えた延長12回裏、無死一塁から左中間スタンドへサヨナラ2点本塁打を放ちました。

 この日の福岡ソフトバンクは初回に先制され、一時は逆転に成功したものの、6回表に5点を奪われるなど、3対7とリードを許して9回裏を迎えました。4点を追うチームは二死二塁から内川選手の適時打で1点を返すと、松田選手が安打でつなぎ、二死一、二塁から代打で登場した吉村選手が今シーズン初安打となる同点3点本塁打を放ち、延長戦へ突入。そして、延長12回裏、吉村選手の2打席連続となる劇的な本塁打によって勝利を飾りました。