セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の3、4月度受賞選手が決定いたしました。
受賞選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られます。
鵜久森選手は、4月2日(日)明治神宮野球場で行われた対横浜DeNAベイスターズ3回戦、4対4で迎えた延長10回裏、一死満塁の場面で代打として打席に立つと、左翼席へサヨナラ満塁本塁打を放ちました。
東京ヤクルトは、2対3とリードされた3回裏に山田選手の今季第一号本塁打で逆転に成功しますが、5回表に同点に追いつかれ、試合はそのまま延長に突入しました。迎えた延長10回裏、一死満塁のチャンスで鵜久森選手は代打に送られると、初球を見事に捉え、劇的な代打サヨナラ満塁本塁打で試合を決めました。
この一打は鵜久森選手にとってプロ入り初のサヨナラ打となり、代打満塁サヨナラ本塁打はセ・リーグ史上10人目(プロ野球史上16人目)の快挙となります。
聖澤選手は、4月16日(日)Koboパーク宮城で行われた対北海道日本ハムファイターズ3回戦、3対3で迎えた10回裏、一死走者一、二塁の場面で右中間へサヨナラ二塁打を放ちました。
Koboパーク宮城史上最多の入場者27,165人を記録したこの試合、東北楽天は5回表までに3点のリードを許しましたが、5回裏に嶋選手の内野安打で1点を返すと、6回裏にはアマダー選手の適時打で1点差に迫りました。9回裏には、二死一、二塁からウィーラー選手の適時打で同点に追いつき延長戦へ突入。10回裏は一死から、島内選手の安打、岡島選手の四球で好機を作ると、代打出場の聖澤選手が、2ボール2ストライクからの5球目を右中間へ打ち返し、今季パ・リーグ初のサヨナラ勝ちを収めました。この勝利でチームは今季3度目の3連勝、球団史上初のリーグ10勝一番乗りを達成しました。聖澤選手のサヨナラ打は2015年以来、2年ぶり4本目となります。