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日本野球機構オフィシャルサイト

2017年 表彰選手

2017年7月度「スカパー!サヨナラ賞」受賞選手

 セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の7月度受賞選手が決定いたしました。

 受賞選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られます。

セントラル・リーグ受賞選手
大松 尚逸(東京ヤクルトスワローズ)
【初受賞】

 大松選手は、7月26日(水)明治神宮野球場で行われた対中日ドラゴンズ15回戦、10対10で迎えた10回裏一死走者無しの場面で打席に立ち、右中間へ劇的なサヨナラ本塁打を放ちました。
 この試合、東京ヤクルトは6回までに中日打線に10点の大量リードを許す展開となりました。一方、打線は、相手投手の好投に6回まで4安打無得点に抑えられる厳しい展開となりますが、7回に中村選手の2点本塁打でチームに勢いをつけると、続く8回にはバレンティン選手の2点本塁打を含む8安打8得点の猛攻で同点に追いつき試合を振り出しに戻します。試合はそのまま延長戦に入り、10回表を石山投手が中日打線を3人で完璧に抑えると、その裏、一死走者なしの場面に、代打として大松選手が打席に立ち、初球を右中間スタンドへ運び、シーズン2度目の代打サヨナラ本塁打を放ちました。シーズン2本の代打サヨナラ本塁打は史上4人目で、10点差からの逆転勝利はセ・リーグでは66年ぶりとなるプロ野球タイ記録となりました。

パシフィック・リーグ受賞選手
J.アマダー(東北楽天ゴールデンイーグルス)
【初受賞】

 アマダー選手は、7月23日(日)Koboパーク宮城で行われた対オリックス・バファローズ13回戦、2対2で迎えた9回裏に先頭打者として打席に立ち、右中間へ劇的なサヨナラ本塁打を放ちました。
 この試合は4回にオリックスが2点を先制。東北楽天は7回まで3安打無得点に抑え込まれていましたが、8回裏に島内選手の本塁打で同点に追いつきました。9回表は久保投手が打者3人を完全に抑えると、その裏、先頭打者のアマダー選手は1ボール2ストライクからの5球目を右中間スタンドへ打ち返し、チームを今季3度目のサヨナラ勝利に導くと共に、楽天球団創設初となる勝ち越しを30の大台に乗せました。前日の試合でも3打席連続本塁打を放ったアマダー選手のサヨナラ本塁打により、首位を走るチームは3連勝、久保投手は3年ぶりの勝利投手となりました。アマダー選手のサヨナラ打は来日2年目で初めて。