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日本野球機構オフィシャルサイト

2017年 表彰選手

2017年9、10月度「スカパー!サヨナラ賞」受賞選手

 セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の9、10月度受賞選手が決定いたしました。

 受賞選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られます。

セントラル・リーグ受賞選手
安部 友裕(広島東洋カープ)
【初受賞】

 安部選手は、9月5日(火)マツダスタジアムで行われた対阪神タイガース21回戦、6対7で迎えた9回裏一死二塁の場面で右中間へ劇的なサヨナラ本塁打を放ちました。
 首位攻防戦となったこの試合は、広島東洋が初回に2点を先制しますが、その後すぐに同点に追いつかれ、3回には逆転を許します。その後、安部選手のタイムリーなどで逆転に成功するなど、7回終了までに両チームで17安打と激しい打ち合いのシーソーゲームとなりました。広島東洋は、9回表に味方投手が2点本塁打で逆転を許し、1点ビハインドで9回裏の攻撃へと入ります。野間選手の安打の後、安部選手に打席が回ると、2ボール1ストライクからの4球目を右中間スタンドへ運び、劇的な逆転サヨナラ2点本塁打となりました。安部選手はこの日、サヨナラ本塁打を含め3安打5打点の大活躍。この試合の勝利でマジック12が再点灯し、優勝に突き進むチームに勢いを付けました。安部選手は、これが自身初のサヨナラ本塁打となります。

パシフィック・リーグ受賞選手
A.デスパイネ(福岡ソフトバンクホークス)
【初受賞】

 デスパイネ選手は、9月3日(日)福岡 ヤフオク!ドームで行われた対東北楽天ゴールデンイーグルス21回戦、0対0で迎えた9回裏、二死一、二塁の場面でセンター前へサヨナラ安打を放ちました。
 この試合は福岡ソフトバンク・和田、東北楽天・則本の両先発投手の好投で8回を終えて両チーム無得点。福岡ソフトバンクは9回表、3番手・モイネロ投手が打者3人、無失点で切り抜けると、9回裏一死から今宮選手がセンター前ヒットで出塁。中村晃選手の犠打、柳田選手の故意四球で二死一、二塁となった場面でデスパイネ選手が登場。5回裏の第2打席、7回裏の第3打席でも安打を放っていたデスパイネ選手は、この場面でも初球をセンター前へ運び、チームに劇的なサヨナラ勝利をもたらしました。デスパイネ選手のサヨナラ打は、千葉ロッテ在籍時の2016年5月15日(左安打)、福岡ソフトバンクに移籍した今年4月21日(中犠飛)に続き、来日4年目で3度目となりました。