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日本野球機構オフィシャルサイト

2023年 表彰選手

「2023 スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」受賞選手

 セントラル、パシフィック両リーグが第三者公式表彰として制定しておりますスカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞(協賛:スカパーJSAT株式会社、以下「本賞」)の今年度の受賞選手が、セ・リーグは読売ジャイアンツの坂本勇人選手、パ・リーグは千葉ロッテマリーンズの角中勝也選手に決定いたしました。

 本賞は、レギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打などを放った選手(セ・パ各1名)に贈られます。「最後の一球まで何が起こるかわからない」と言われる野球というスポーツの象徴的なプレーであるサヨナラ打を称える本賞は、プロ野球全12球団公式戦全試合を放送し、ファンのみなさまの胸が熱くなるゲームを最後までお届けしているスカパー!の想いと連動した賞であり、昨年に引き続き、月間「スカパー!サヨナラ賞」の全12プレー中から、ファン投票により選出されました。
 受賞両選手にはそれぞれオリジナルトロフィーと賞金200万円が贈られます。

セントラル・リーグ受賞選手
~自身6本目のサヨナラ本塁打~

 坂本選手は、6月16日(金)東京ドームで行われた対東北楽天ゴールデンイーグルス1回戦、3対5の2点ビハインドで迎えた9回裏、無死二、三塁の場面で左中間へ劇的な逆転サヨナラ3点本塁打を放った。

 読売は、初回に4番・岡本和選手が、二死一塁から左翼席看板直撃の2点本塁打で先制。さらに、4回裏には、中田翔選手の左翼席へのソロ本塁打で追加点を挙げた。しかし、6回表に東北楽天の代打・伊藤裕選手のソロ本塁打、7回表に岡島選手のタイムリーなどで同点に追いつかれ、8回表には小郷選手の右中間への2点本塁打で勝ち越しを許してしまう。

 3対5で迎えた9回裏。先頭の梶谷選手が左中間への二塁打で出塁すると、続く重信選手の右前安打で無死一、三塁のチャンスを作る。打席には、3番・坂本選手。2球目に重信選手が二盗に成功し、無死二、三塁とチャンスを拡大。2ボールからの3球目を振り抜くと、打球は左中間に飛び込む逆転サヨナラ3点本塁打となった。

 坂本選手は自身6本目のサヨナラ弾となった。

パシフィック・リーグ受賞選手
~起死回生の代打サヨナラ本塁打~

 角中選手は、7月24日(月)ZOZOマリンスタジアムで行われた対福岡ソフトバンクホークス13回戦、0対1の1点ビハインドで迎えた9回裏、二死一塁の場面で、右翼席へ劇的な代打逆転サヨナラ2点本塁打を放った。

 この試合、千葉ロッテの先発・佐々木朗投手は初回に先制を許すも、粘りの投球で、6回1失点。対する福岡ソフトバンクの先発・石川投手も7回無失点と、両先発投手が好投を見せ、試合は息詰まる投手戦となった。

 両チーム得点が奪えないまま、0対1の千葉ロッテ1点ビハインドで迎えた9回裏。先頭の4番・ポランコ選手が、福岡ソフトバンクの守護神・オスナ投手から右翼線への二塁打を放ち出塁すると、続く山口選手の遊ゴロで、一死三塁と一打同点の場面を作る。しかし、後続の岡選手の投ゴロで、三塁走者が飛び出してしまい、挟殺プレーの末タッチアウト。二死一塁となり、敗北のムードが漂う中、千葉ロッテは代打・角中選手を打席に送る。カウント0-1からの2球目。真ん中高めの直球を振り抜くと、打球は右翼席に突き刺さる起死回生の代打逆転サヨナラ2点本塁打となった。