一般社団法人日本野球機構では、環境省が推進する温室効果ガスの削減のための施策の一環として、「グリーンベースボールプロジェクト(以下、GBP)」を2008年より展開する等、様々な温暖化防止活動に取り組んでまいりました。
本年3月26日、環境省では気候変動問題をテーマとし、豊かな低炭素社会の実現を目指す新たなキャンペーン「Fun to Share」が立ち上がりました。これは、目標に向けガマンしながら必死に頑張るのではなく、毎日を楽しみながら、低炭素社会を作ろうというものです。
環境省は、2005年から国民のライフスタイルに踏み込んだCO2削減のための取り組み「クールビズ」を、2012年からは、ひとり1台のエアコンを止め、公共的施設やお店などに集まり、涼しく過ごせる場所を家族や地域で共有しながら節電につなげる「クールシェア」を呼びかけており、これらも「Fun to Share」の一環として今年も実施しております。
日本野球機構はこれに賛同し、例年通りGBPの一環として、グリーンリストバンドの売上金の一部を、森林再生を目的とした「プロ野球の森」の設置のために活用いたします。また、これまでは、9回で終了した試合の平均試合時間が3時間を越えた場合、その超過分をカーボンオフセットしてまいりましたが、それに代り、環境省と連動して下記の通り、ファンへの「クールシェア」の認知拡大プロモーション施策を実施したいと考えております。
2014年8月1日~31日に開催されるレギュラーシーズンの期間を、球場での「楽しい時間」をみんなでシェアすることを目的に、12球団と連携のもと、環境省のクールシェアを推進していく「“Big Share Baseball” キャンペーン」を実施いたします。