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日本野球機構オフィシャルサイト

「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズン

第2節 パ・リーグ 試合結果

2020年12月9日(水) 日本ハム-ロッテ 第1試合(クラウン)
  1 2 3 4 5 H E
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 3 0
北海道日本ハム 2 0 0 0 X 2 6 0
【バッテリー】
[M] 小島、美馬 - 田村、柿沼
[F] 杉浦、宮西、井口 - 清水、黒羽根
【本塁打】
[F] 横尾(1回2ラン)
出場プレイヤー
[M] 下山祐躍
[F] 及川裕也
戦評

開幕カードでは勝ち星がなかった両チームの対決。第1試合は、初回に飛び出したホームランが決め手となり、日本ハムに軍配が上がった。
1回裏、ロッテ・下山は“絶好調”の小島を先発のマウンドへ。しかし、2死からヒットを許すと、4番・横尾にはインコースを狙ったスライダーを痛打され、レフトスタンドに飛び込む2ランホームランで先制を許してしまう。
対する日本ハム・及川は先発・杉浦を操り、安定した投球。危なげない投球で試合を進め、4回からは宮西、井口とリリーバーを投入し逃げ切り体勢に入った。何とか打ち崩したいロッテは、5回表に2死2塁の大チャンスを迎えるも、代打・清田がセカンドフライに倒れ試合終了。2-0で日本ハムが完封勝ちを決めた。
敗れたロッテ・下山は初回の1球が悔やまれる結果に。ともに3年目を迎えるプレイヤー同士の対戦は、2018年シーズン以来2年ぶりで、前回はロッテ・下山が勝利していた。日本ハム・及川はチームに今季1勝目をもたらす白星を挙げ、下山との対戦でも2年越しのリベンジを果たす結果となった。

2020年12月9日(水) オリックス-西武 第1試合(京セラD大阪)
  1 2 3 4 5 H E
埼玉西武 2 0 0 0 0 2 6 0
オリックス 0 0 0 0 0 0 3 0
【バッテリー】
[L] 浜屋、ギャレット、森脇、増田 - 森
[B] 山岡、金田、村西、富山、近藤 - 若月、頓宮
【本塁打】
[L] メヒア(1回2ラン)
出場プレイヤー
[L] 加藤誉士典
[B] 高川悠
戦評

パ・リーグ第2節、オリックスと西武の第1試合は共に開幕節で勝利を挙げ波に乗るプレイヤーが出陣。お互いに持ち味を発揮する展開となったが、西武が先行逃げ切りで無傷の4連勝を達成した。
前節で3本塁打と打撃好調の西武・加藤。この試合でも1回表に森がヒットで出塁すると、メヒアでアウトコースのスライダーを強引にすくい上げ先制の2ランホームランを放つ。西武打線は2回以降も毎回のようにヒットを放つが、堅守を持ち味とするオリックス・高川も追加点を許さない。
反撃を狙うオリックスは3回裏、チーム初ヒットから立て続けにカードを切り1死1・2塁のチャンスで上位打線を迎えるが、ここを勝負所と見た西武はギャレットを投入。ジョーンズ、吉田正をきっちり仕留めてピンチを脱出する。
5回裏には2死1塁から代打のT-岡田がセンター頭上を襲う大飛球を放つが、これを金子がジャンピングキャッチ。最後は相手のお株を奪うファインプレーで試合終了となった。
勝った西武・加藤は開幕2連勝で早くも4本塁打目と個人タイトルに向けても好発進。オリックス・高川は立て続けの代打で勝負に出た3回の攻撃で得点できず苦しい展開となってしまった。

2020年12月9日(水) 楽天-ソフトバンク 第1試合(楽天生命パーク)
  1 2 3 4 5 H E
福岡ソフトバンク 0 3 0 1 0 4 6 0
東北楽天 3 0 0 0 0 3 5 1
【バッテリー】
[H] 武田、髙橋純、甲斐野 - 甲斐
[E] 塩見、津留﨑、森原、涌井、青山 - 山下、太田
【本塁打】
[H] バレンティン(4回ソロ)
[E] ロメロ(1回2ラン)、茂木(1回ソロ)
出場プレイヤー
[H] 原健四郎
[E] 村上翔太
戦評

楽天とソフトバンクが激突したパ・リーグ第2節、第1試合には両チームともに今季からプロリーグ参戦のルーキーが登場した。序盤からスコアの動く接戦を制したソフトバンクがカード先勝となる白星を掴んだ。
先手を取ったのは楽天・村上。1回裏に4番ロメロが変化球をライトスタンドへ運ぶ2ランホームランを放つと、続く茂木も速球を引っ張り、2者連続となるホームラン。長打攻勢で3点を先制する。
これで苦しくなったかに思われたソフトバンク・原だが、直後の2回表に連打で無死1・2塁とすると松田の送りバントが相手のエラーを誘い2塁走者が一気に生還。なおも2・3塁から内野ゴロとタイムリーであっという間に3-3と同点に追いつく。
その後はお互いのリリーフ陣が踏ん張りスコアに0を並べたが、4回表、2死から代打でバレンティンが登場。直球を振りぬいた打球は左中間への勝ち越しソロホームランとなり、これが決勝点に。初回のビハインドから鮮やかな逆転劇でソフトバンクが勝利した。
勝ったソフトバンク・原はプロデビュー戦で初勝利、チームも開幕から無敗を継続。対する楽天・村上もルーキーらしからぬ落ち着いた試合への入り方だったが、強力打線を相手にあまりにも痛いエラーが響く結果となった。