• セントラル・リーグ
  • 読売ジャイアンツ
  • 阪神タイガース
  • 横浜DeNAベイスターズ
  • 広島東洋カープ
  • 東京ヤクルトスワローズ
  • 中日ドラゴンズ
  • パシフィック・リーグ
  • 福岡ソフトバンクホークス
  • 北海道日本ハムファイターズ
  • 千葉ロッテマリーンズ
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス
  • オリックス・バファローズ
  • 埼玉西武ライオンズ
  • 侍ジャパン

日本野球機構オフィシャルサイト

「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズン

セ・パe交流戦 後節 試合結果

2020年12月26日(土) ソフトバンク-広島 第1試合(クラウン)
  1 2 3 4 5 H E
広島東洋 2 0 0 3 0 5 10 1
福岡ソフトバンク 4 0 3 0 X 7 8 0
【バッテリー】
[C] 大瀬良、菊池保、塹江 - 會澤
[H] 千賀、髙橋純、モイネロ - 甲斐
【本塁打】
[C] 堂林(4回ソロ)
[H] 柳田(1回2ラン)、デスパイネ(1回2ラン)
出場プレイヤー
[C] 倉前俊英
[H] 原健四郎
戦評

ソフトバンクと広島のセ・パe交流戦は、初回から最後まで目が離せない乱打戦となり、長打力で上回ったソフトバンクに軍配が上がった。
試合は初回から動いた。前回の試合で大逆転勝ちを収めた広島・倉前が勢いそのままに先頭打者から3連打で無死満塁とすると、堂林の内野ゴロの間に1点を先制。さらにメヒアにもタイムリーが生まれ、いきなり2点を先行した。
追う展開となったソフトバンク・原だったが、1回裏に無死1塁から柳田が右中間への2ランホームランを放ちすぐさま同点とする。さらに、続く上林もヒットで続くと、4番・デスパイネがセンターへ勝ち越しの2ランホームランを放ち。一気に逆転に成功した。
さらに3回裏、ソフトバンク打線が広島リリーフ陣に襲い掛かり、4安打で3点を追加。これで7対2と大きく点差が広がり、試合は決したかと思われたが、4回表には広島が反撃。堂林の確定ホームランで反撃の狼煙を上げると、2死からの4連打で2点差へと詰め寄った。なおも続くチャンスで、西川が放ったヒット性の打球をセンター・上林がダイビングキャッチし、反撃はこれまで。最終回はモイネロが抑え、激しい点の取り合いとなった試合は7対5でソフトバンクが制した。
勝利したソフトバンク・原は前試合で完全試合を喫して敗れたが、2ホームラン7得点と見事な立ち直りを見せた。敗れた広島・倉前は投球面で安定感を欠いた。

2020年12月26日(土) 日本ハム-阪神 第1試合(クラウン)
  1 2 3 4 5 H E
阪 神 0 0 0 3 0 3 7 0
北海道日本ハム 0 0 3 0 0 3 5 0
【バッテリー】
[T] 髙橋、馬場、高野、スアレス、望月 - 梅野
[F] マルティネス、宮西、井口、石川直 - 清水、黒羽根
【本塁打】
[F] 大田(3回3ラン)
出場プレイヤー
[T] 森翔真
[F] 及川裕也
戦評

日本ハムと阪神のセ・パe交流戦は、両チーム対照的な試合運びを見せたが、結果は引き分けに終わった。
先発投手は日本ハムのマルティネス、阪神の髙橋がともに“絶好調”と、投手戦が予想された。しかし阪神・森のナイスピッチ率が安定せず、序盤から走者を背負う展開が続くと、3回裏に1死から中田に2ベースを許したところでリリーフ陣へスイッチ。しかし、2死1、2塁で迎えた大田の打席、甘いフォークが2球続いたところを日本ハム・及川が逃さず捉え、先制の3ランホームランとした。
3点を追う展開となった阪神だったが、直後の4回表に先頭の近本がバントヒットで出塁すると、サンズと中谷の連打で1点を返す。さらに、代打・ボーアのライト前へのタイムリーで1点差とすると、1死1、3塁から代走・植田が2塁へスタート。これはタッチアウトとなるものの、その間に3塁走者がホームを陥れ、3対3の同点に追いついた。
最終5回には両チームとも再びチャンスを迎えたが得点ならず、試合は引き分けに終わった。
OB選手の高橋信を起用するなど長打力を押し出した日本ハム・及川は見事なホームランも、逃げ切りに失敗。阪神・森は3犠打とスモールベースボールを徹底し、引き分けに持ち込んだ。

2020年12月26日(土) 西武-DeNA 第1試合(クラウン)
  1 2 3 4 5 H E
横浜DeNA 0 0 0 0 0 0 1 0
埼玉西武 2 0 0 1 X 3 3 0
【バッテリー】
[DB] 今永、坂本、山﨑康 - 嶺井
[L] 宮川、ギャレット、平良 - 柘植、岡田
【本塁打】
[L] 外崎(1回2ラン)、中村(4回ソロ)
出場プレイヤー
[DB] 河合祐哉
[L] 毛利隼也
戦評

ここまでともに2勝1敗1分と、e交流戦優勝の可能性を残したチーム同士の対戦は、一発攻勢で勝利した西武がタイトルへと望みを繋いだ。
前節でプロ初勝利を挙げた西武のルーキー・毛利は初回、1死2塁から外崎で内角球をレフトスタンドに運ぶ鮮やかな2ランホームランで先制点を挙げる。追いかけるDeNA・河合は直後の2回表に先頭打者の佐野がヒットで出塁するが、続くロペスが併殺打に倒れ無得点に終わる。
その後は両チームともヒットを許さず、ブルペン勝負の様相を呈し始めた4回裏、この回からマウンドへ上がった山﨑康の直球を、中村が右中間スタンドへ運ぶソロホームラン。これでスコアは3対0と、西武が長打力を見せつけリードを広げた。
守っては4回からマウンドに上がった“絶好調”の平良が圧巻のパーフェクトリリーフで反撃を許さず、西武が完封リレーでDeNAに勝利。
今季2勝目を挙げた西武・毛利は、外崎で放った一発が嬉しいプロ初ホームラン。e交流戦の優勝争いはあと1試合を残す西武か、すでに全6試合を消化したロッテに絞られる結果となった。