2017年度クライマックスシリーズに関するパ・リーグ・アグリーメント(抜粋)
第1条(年度連盟選手権試合制度)
1.レギュラーシーズンとクライマックスシリーズ
- 年度連盟選手権試合は、レギュラーシーズンとクライマックスシリーズからなる。レギュラーシーズンは、パシフィック野球連盟6球団間の25試合総当たりの各球団125試合と、セントラル野球連盟6球団との3試合総当たりの各球団18試合の合計143試合とし、勝率第1位球団をレギュラーシーズン優勝球団とする。レギュラーシーズンの順位にしたがって、クライマックスシリーズファーストステージ・ファイナルステージを行い、クライマックスシリーズファイナルステージの勝者は、クライマックスシリーズ優勝球団として日本選手権シリーズに出場する。
- レギュラーシーズンの順位は、勝率によって決定する。引き分け試合は再試合を行わず、勝試合数を勝敗が決した試合数で除し勝率を計算する。同率球団が生まれた場合は、以下の成績にしたがって順位を決定する。
次の順でレギュラーシーズン順位を決定
- 当該球団間の対戦勝率が高い順
- リーグ内対戦成績(各球団125試合)の勝率が高い順
- 前年度順位の上位
2.クライマックスシリーズファーストステージ・ファイナルステージ
- 出場球団
レギュラーシーズンの1位球団をA、2位球団をB、3位球団をCとする。ファーストステージにはBとCが出場し、ファイナルステージにはAとファーストステージの勝者が出場する。
- イニング制限
クライマックスシリーズファーストステージ、ファイナルステージが延長回に入った場合のイニング制限は12回までとする。12回の表裏を終わって同点の場合は引き分け試合とし、再試合は行わない。
[注]後攻チームが勝つか引き分けでステージ勝ち上がりが決定する試合においては、以下の時点でコールド・ゲームとし、後攻チームをステージ勝者とする。
- 12回表の先攻チームの攻撃が無得点で(同点のまま)終了した場合。(12回裏は行わない)
- 12回表に先攻チームが得点を記録したが、12回裏に後攻チームが得点し同点となった場合。
- 各ステージの勝者決定方法、引き分けの扱い
各ステージの勝者決定方法は、それぞれ次の1、2の通りとする。
- ファーストステージ
ファーストステージは、BとCが3試合制により行い、勝利数が多い球団を勝者とする。引き分け試合が生じ、Bの勝利数がCの勝利数と同数以上となることが確定したとき、Bのファイナルステージ出場が決定する。第2試合を終えてファイナルステージ出場球団が決定したとき、第3試合は行わない。
- ファイナルステージ
ファイナルステージにおいてAは、ファーストステージ勝者に対して1勝のアドバンテージを持つ。ファイナルステージはAが1勝した状態から6試合制により行い、Aのアドバンテージによる1勝を含め、勝利数が多い球団を日本選手権シリーズ出場球団とする。引き分け試合が生じ、Aの勝利数がファーストステージ勝者の勝利数と同数以上となることが決定したとき、Aが日本選手権シリーズ出場球団となる。
- ファーストステージおよびファイナルステージ日程
(別途発表)
- 選手の出場資格
選手をクライマックスシリーズファーストステージ、ファイナルステージに出場させるための出場選手登録および出場選手登録抹消の手続きはレギュラーシーズンと同様とする。ただし出場できる選手は、8月31日現在その球団の支配下選手で、その後引き続いてその球団の支配下選手として登録されている者に限る。