第1条(年度連盟選手権試合制度)
1.レギュラーシーズンとクライマックスシリーズ
- 年度連盟選手権試合は、レギュラーシーズンとクライマックスシリーズからなる。レギュラーシーズンは、パシフィック野球連盟6球団間の24試合総当たりの各球団120試合とし、勝率第1位球団をレギュラーシーズン優勝球団とする。レギュラーシーズンの1位球団と2位球団がクライマックスシリーズを行い、クライマックスシリーズの勝者が、クライマックスシリーズ優勝球団として日本選手権シリーズに出場する。
- レギュラーシーズンの順位は、勝率によって決定する。引き分け試合は再試合を行わず、勝試合数を勝敗が決した試合数で除し勝率を計算する。同率球団が生まれた場合は、以下の成績にしたがって順位を決定する。
- 当該球団間の対戦勝率が高い順
- 前年度順位の上位
クライマックスシリーズ出場球団のレギュラーシーズン最終順位は、クライマックスシリーズ開始予定日の2日前の試合終了時点で決定する。クライマックスシリーズ出場球団のレギュラーシーズンの未消化試合は行わない。
3位以下の球団は、その日以降も可能な限りレギュラーシーズンの未消化試合を続行するが、その勝率変動によって、クライマックスシリーズ出場球団の順位を上回ることはないものとする。
2.クライマックスシリーズ
- 出場球団
レギュラーシーズンの1位球団と2位球団が出場する。
- イニング制限
クライマックスシリーズが延長回に入った場合のイニング制限は10回までとする。10回の表裏を終わって同点の場合は引き分け試合とし、再試合は行わない。
[注]後攻チームが勝つか引き分けで日本選手権シリーズ出場が決定する試合においては、以下の時点でコールド・ゲームとし、後攻チームをクライマックスシリーズ勝者とする。
- ①10回表の先攻チームの攻撃が無得点で(同点のまま)終了した場合。(10回裏は行わない)
- ②10回表に先攻チームが得点を記録したが、10回裏に後攻チームが得点し同点となった場合。
- 勝者決定方法、引き分けの扱い
レギュラーシーズンの1位球団は2位球団に対して1勝のアドバンテージを持つ。1位球団が1勝した状態から4試合制により行い、1位球団のアドバンテージによる1勝を含め、勝利数が多い球団を日本選手権シリーズ出場球団とする。引き分け試合が生じ、1位球団の勝利数が2位球団の勝利数と同数以上となることが決定したとき、1位球団が日本選手権シリーズ出場球団となる。
予備日を使用しても所定の試合を消化できなかった場合、その時点で勝利数の多い球団を日本選手権シリーズ出場球団とする(1位球団の1勝のアドバンテージを含む)。勝利数が同じ場合は、レギュラーシーズン上位球団(1位球団)を日本選手権シリーズ出場球団とする。
- 日程(球場は1位球団の専用球場)
(別途発表)
- 選手の出場資格
選手をクライマックスシリーズに出場させるための出場選手登録および出場選手登録抹消の手続きはレギュラーシーズンと同様とする。ただし出場できる選手は、10月1日現在その球団の支配下選手で、その後引き続いてその球団の支配下選手として登録されている者に限る。