社団法人日本野球機構は、ベストセラー小説を映画化し、2007年3月10日(土)から全国東宝系で公開される映画「バッテリー」(監督:滝田洋二郎 出演:林遣都、山田健太、鎗田晟裕、蓮佛美沙子、天海祐希、岸谷五朗、菅原文太ほか)を推薦映画とすることを決定いたしましたので、お知らせいたします。
映画「バッテリー」は1996年に刊行された、あさのあつこさん原作の「バッテリー」を滝田洋二郎監督が映画化したもの。原作の「バッテリー」は幅広い世代・年齢の方々に読まれ累計1000万部を突破するベストセラーで、野球の才能と自信にあふれた孤高の中学生投手・原田巧が、野球を通じて家族や友人との関係を築きあげていく様が多くの人々の心をつかみました。
映画「バッテリー」を子供から大人まで多くの方々にご鑑賞していただくことにより、野球の魅力と、野球を通して友人、兄弟、親子、師弟、先輩後輩などの人間関係において、人と人との心のつながりの大切さを感じていただければ幸いです。
96年に児童書として刊行された、あさのあつこ原作の「バッテリー」は、世代や性別を超越し、あらゆる人を夢中にさせた。
角川文庫より、現在5巻まで発売された原作は、累計1000万部を超える驚異的な売上げを記録している。
その映画化作のメガホンを取るのは、『陰陽師』シリーズなどで知られるヒットメーカーの滝田洋二郎監督。円熟期を迎えた監督が、オーディションを勝ち抜いたフレッシュな若手と、天海祐希、岸谷五朗、そして菅原文太という実力派の俳優陣を迎え、今、最も支持される大ベストセラー小説を日本映画史に残る“珠玉の名作”として誕生させる。
中学入学を控えた春休み。
原田巧(林遣都)は、岡山県境の地方都市に引越した。野球に全てを賭けている巧は、自分のピッチャーとしての才能に絶大な自信を持っており、他人を寄せ付けないクールな面を持っていた。
引越し早々、巧は永倉豪(山田健太)と出会う。巧の才能に惚れ込みバッテリーを組むことを熱望するキャッチャーの豪。彼も素晴らしい才能を持っていたが、2人が入部した新田東中学の野球部は監督に徹底管理されていた。巧は自分を貫くために監督に歯向かっていく。そんな巧の姿勢に同級生の矢島繭(蓮佛美沙子)は惹かれ、巧も知らず意識し始める。巧を見守る友人たち。だが、やがて巧と豪の間にも不協和音が出始める。そして…。
【監 督】 | 滝田洋二郎 |
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【原 作】 | あさのあつこ「バッテリー」(角川文庫刊)(教育画劇刊) |
【製 作】 | 角川ヘラルド映画、TBS、東宝 |
【製作プロダクション】 | 角川ヘラルド映画 |
(C) 2007 「バッテリー」製作委員会