社団法人日本野球機構(NPB)では、プロ野球で活躍する選手の体験やメッセージを通して、子どもたちに夢を与える冊子『夢の向こうに…強い心とやさしい心』(小学校高学年対象)を制作いたしました。
昨年は、プロ野球12球団のフランチャイズ11都道府県の約2300校に38万部を配布し、好評を得ました。 今年は、対象を全国エリアに広げ、75万部の配布を予定しております。
昨年に引き続いて、(社)日本プロ野球選手会の全面協力いただいたほか、今回は北京オリンピック日本代表の星野仙一監督からも子供たちへの熱いメッセージをいただきました。
この冊子の編集テーマは『夢』です。
12球団の各選手にインタビューし、スポーツを通して体験したからこそ生まれた珠玉の言葉の数々を収録することができました。 「人を思いやるやさしい気持ち」「礼儀を欠かさない気持ち」「いじめの体験談」「人との出会い」「友情について」「家族の絆」等の体験談は、子どもたちに夢に向かって走り続ける大切さと勇気を与えることと自負しています。
また、表紙は東京ヤクルトスワローズの木田優夫投手のイラストを使わせていただきました。
また、女性で活躍しているスポーツ記者、ジュニアで頑張っている女子選手も取り上げており、野球になじみが薄い子どもたちにも読みやすい内容になっています。
小学4年以上の学習漢字にはふりがなも施し、漢字もやさしく読めるよう配慮いたしました。
この冊子がひとりでも多くの小学生に「夢を持つ」きっかけになれば幸いです。