3月11日に発生しました東北・関東大震災に関しましては、多くの尊い命が失われましたことに心より哀悼の意を捧げますとともに、被災地・被災者の皆様およびその家族の方々に謹んでお見舞い申し上げます。
被災地では今、必死の救助活動が続き、復興に向けて努力が始まろうとしています。国民の一人である我々プロ野球人は、持てる力を一つに結集し、この未曾有の大災害に立ち向かい、被災者の皆様の支援に全力を挙げる決意を固めています。
セントラル・リーグ6球団は、観客、選手の安全確保を最優先し、実行委員会の決定に沿って、3月25日の開幕に向けて準備を整えていきます。
今季の試合はすべて復興を後押しする支援試合といたします。
開催にあたっては原発問題、消費電力問題を含めて、政府、監督官庁などの指示に全面的に従っていきます。
2001年9月11日の米国同時多発テロの後、メジャーリーグが試合を再開するにあたって、セリグ・コミッショナーは次のような談話を発表しました。
私たちもまた、国民の復興の精神と野球の力を信じています。私たちはあらゆる工夫と努力を重ねて野球を続け、選手の真剣なプレーをお見せしながら復興を全力で支援したいと思います。