セントラル・リーグでは、リーグ優勝の栄冠を勝ち取ったチームを讃える目的で、連盟から優勝球団に贈呈する「チャンピオン・エンブレム」を作製しました。
今シーズンから前年度優勝球団が、その誇りをユニフォームに着けてペナントレースを戦うことになりました。 (初年度は2011年優勝球団=中日ドラゴンズ)
セ・リーグ優勝チームには、優勝ペナントと優勝トロフィーが授与されます。 優勝トロフィーは持廻りとしており、年度と優勝チーム名をトロフィーの台座に彫り込んだ後、翌年の優勝チームへと受け渡されていきます。
チャンピオン・エンブレムのデザインは、その優勝トロフィー「通称“スリーバット”」を中央に据え、セ・リーグチャンピオンの証とし栄誉を讃えています。 スリーバットの背景にはチャンピオンの色、ゴールドカラーを採用し、さらにスリーバットおよび背景のゴールドには陰影をつけ、エンブレム全体が立体的に見えるように設計されています。 黒、白、ゴールドのわずか3色での構成は未来にわたって継承していくために飽きのこないシンプルさと、どの球団ユニフォームにも映えるマッチング性に留意を払っています。 なお、陰影をデフォルメしたスリーバットのデザインは、チャンピオンとしての重厚感を醸し出すと同時に、監督、コーチ、選手たちの陰の努力、そしてスタッフの陰のサポートがあっての光(栄光)であることを秘かに表現しています。
「翌シーズンのユニフォームに“チャンピオン・エンブレム”をつけたい!」 ・・・これがセ・リーグ6球団すべての目標となるようエンブレムの存在価値を高めていくことで、リーグ優勝の栄冠の重さを今まで以上にさらに大きなものにしていきたいと思います。